- プレイ時間 6時間
- ジャンル 抜きゲ―
- エロ度 ★★★
- 満足度 ★★
- えっち回想 19回
- 要ネット認証(ダウンロードが面倒でした…)
〇概要
主人公はある日、限定グッズを買うために、秋葉原の店に並んでいた。そこで、偶然可愛い女の子と出会う。オタク変態趣味の主人公は、いままで趣味を共有できる人がいなかったため、そのオタクの女の子と会話が弾んだ。翌日、学校にてその女の子と遭遇。そしたらなんと、そのオタクの女の子は、美人でオタクとは無縁そうな生徒会長だった!!
以上あらすじになります。最近こういったオタク同士の恋愛話が流行っているんですかね。
〇登場人物
各務原有栖
唯一の攻略ヒロイン。主人公が通う学園の生徒会長。コスプレ衣装を自作する重度のオタク。週5回オ〇ニーするほどのオ〇ニスト
他にサブキャラいますがどうせ攻略対象ではないため、見たい方は公式サイトで。
〇よかった点
1)INO絵によるCGの綺麗さ・エロ度の高さ
素晴らしいとしか言いようがないですね…誰が見てもこれは綺麗だと思うでしょう。塗りが大変えっちです。(個人差あります)
2)お気に入りボイス保存機能・シーンジャンプ・英語表記切り替えなどシステム面
お気に入りボイス機能は、ゲームを進めていく中で、気に入ったセリフがあったら保存して、後でいつでも聴き直せる機能です。気に入った声優さんがいればきっと映えるであろう。私は特にいないです。
シーンジャンプ搭載はさすが2018年発売エロゲというべきでしょうか。ほんとにすべてのエロゲが搭載してくれる時代がくるといいな。
英語表記に関しては、海外の方はうれしいでしょう。あと、エロゲで英語を勉強したい人(そんな人いるのか…?)。私は特に使いませんでしたが。
ついにエロゲもグローバル化か
3)扱っているテーマ「趣味」について考えさせられる場面がないこともない(けどすべて後半と落ちで台無しな気が…)
趣味に没頭している人や隠れオタクなら共感できる部分は多いはず。共通ルートの部分はそこそこシリアス&突き刺さる台詞もチラホラあります。
「趣味って、友達と盛り上がるもんでしょ?」
「それは、環境に恵まれている人の感覚」
「私にとっては、寝る前のささやかな個人的な楽しみ」
_アリス・零司 (共通ルート)
「こうして自分の趣味に興じるのも、広い意味では欲求不満の解消行為__オ〇ニーと言えるでしょう」
_なゆた(共通ルート)
「でもね、趣味を貪るように楽しむのも良いけど、一歩間違えば消化しているだけになるということ」
中略
「前にも言ったけど、趣味は性癖の塊。そして、趣味は個人の資質。あなたの個性」
「だから、自分と、自分の感性を大事にしてあげてほしいの」
「コスプレに飽きても良いけど、嫌いにならないために」
_なゆた(共通ルート)
なゆたさん(主人公の母親)がほんとに良いこと言ってます。ただ、その次の台詞ですべて台無しな気がしますが…
趣味=性癖(オ〇ニー)と捉えているところはおもしろいと思います。(ただこの作品の場合、この理屈をこじらせて、コスプレえっちしまくってるだけなんですけどね…)
主人公とアリスが趣味を共有する=お互いの性癖を共有して受け止め合う、という図式が成立していること自体は、この作品では理屈が通っています。
4)ヒロインがオ〇ニストのため、自慰行為シーンが多い
私の趣味です。開始数分でヒロインが自慰行為します(強い)
〇よくなかった点
1)謎の💛マーク多用
個人の感性によりけりですが、エロゲで💛マークはないわと思ってます。なんか違うって感じる。
2)えっちはほぼすべてコスプレ&主人公がコスプレえっちに拘る理由が皆無
私の読みが甘かったです。特化タイプの抜きゲ―でした。制服えっちすらまともにないとは。また、主人公がコスプレえっちが好きだという描写はよく描かれているのですが、そこに理由が描かれていません。むしろ、この主人公パンスト好きだろって突っ込める描写のほうが目立ちます。
こいつとならいい酒が飲めそう(確信)
3)パンストえっちない
これだけ主人公がこだわっているにも関わらず、かつヒロインがすばらしいパンストを穿いているのに、なぜパンストえっちないんですかフロントウィングさん
4)しょーもないオチ
ゲームを進めていけばいくほど作品の評価が下がっていくってどういうことやねん…オチがほんとにしょーもない。
なんだこの茶番!!
この一言に尽きる。
〇総評
ロープライスだからこそ許せたし楽しめた作品。コスプレえっちが好きな人とINO絵が好きな人以外は全然推奨できません。読める部分もないことはないけど、描写・言及が少々弱い。サブキャラがたくさんいるにも関わらず放置もなかなかきつい。
結構ダメだししてますが、抜きゲ―なので、ドストライクな人には神作になるでしょう。私の趣味=性癖ではなかっただけですね。