- プレイ時間 5時間
- ジャンル 抜きゲ―・人妻・寝取り
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★★
- えっち回想 6回(大きく分けて。うち本番2回)
- Hアニメーション すべてのえっちシーンで
- バックログからのシーンジャンプあり
〇概要
気楽な人生と自らを慰めながら、酒と孤独と巨乳を愛し続けてきた、彦麻呂、45歳、独身、闇医者。そんな主人公が初めて(人妻に)恋をするお話。
〇よかった点
1)徐々にヒロインに侵食していくエロ
本作は、大きく分けて3部に分かれている。序盤はヒロインへのドクターハラスメント、中盤ではヒロインによる通い妻看病生活、終盤で主人公による夜這いが描かれている。
よくある過程を度外視した抜きゲ―とは異なり、本作は非常に過程を大事にしている。出会ってすぐにヒロインと交わるようなことはない。
序盤のドクターハラスメントでは、主人公は医療行為と託けてヒロインにえっちなことをしていく。はじめは言葉攻めから、ヒロインを侵食していく。しかし、あまりに過激に攻めすぎると、ヒロインに怪しまれて、バッドエンドとなる。言葉や心理を巧みに利用しながら、ギリギリのところを攻めて、ヒロインを辱めるという過程に、私は非常に興奮した。
ヒロインへのドクハラが進行していくにしたがって、ヒロインとの信頼関係が形成され、行為は過激化していく。胸もんだりとかマ〇コいじったりとか。
徐々にエロがレベルアップしていくことで、最後の夜這いにおける本番シーンのエロさが爆発する。素晴らしいの一言に尽きる。
2)寝取りシチュ
前作にあたる「ボクの彼女はガテン系」では、プレイヤーは基本的に夫目線であり、寝取られ側だった。しかし、本作では、プレイヤーは寝取り側固定となる。ヒロインの夫の名前が「まーくん」だったり、ヒロインの名前が「咲美」だったりと、明らかに前作を意識している。「ボクの彼女がガテン系」をプレイしたときからずっと「これ寝取り側視点でやったら楽しいだろうなぁ」と思ってた私は歓喜である。
寝取りの内容に関しては、まだ1ということもあって、ヒロインを完全に寝取れたわけではないが、シチュエーションとしては十分満足できるものだろう。
夫が知らないけど、主人公とヒロインだけが知っていることがあって、そのことに困惑する夫。夫の目の前で、ヒロイン公認のもと、胸をもみまくるシチュエーション。素晴らしい優越感に浸れること間違いなし。
3)中盤の、心温まるヒロイン通い妻看病生活
抜きゲ―とは思えないほどの温かい日常が描かれた中盤パート。主人公がヒロインの温かさに触れ、ヒロインへの恋を自覚する部分である。
主人公が、ヒロインの魅力にますます惹かれていく様子と、お互いが自覚してないけどいい雰囲気になり始める様子がグッド。
ヒロインが人妻じゃなければ、たぶん何の問題もなく主人公とヒロインは結ばれたんだろうなぁと感慨深くなる。人妻じゃなければ、寝取りにならないんだけどね。
4)クオリティが高すぎるアニメーション
割とえっちシーンがアニメーションするタイプの作品をあさってきたけど、その中でもトップクラスのクオリティ。こんなにえっちな絵で、ぬるぬる動くなんて、エロアニメには表現できない領域だろう。
5)読みやすいテキスト
堅苦しい状況説明が非常に少なく、各文が短め、さらに基本は会話文で話を進めるから、非常に手軽。抜きゲ―はこうあるべき。
〇よくなかった点
1)主人公のキャラ
なぜおじゃる系???ふつうの性格でいいのでは。それとも何か意味があるのだろうか。実際のところ、主人公の顔としゃべり方から、やっていることは寝取りという最低の行為なのに、まったくヤバいことという実感がなく、すべてがギャグにさえ思えてくる。これがいいのかわるいのか、よくわからない。前作「ボクの彼女はガテン系」がシリアスすぎたから、少しギャグ要素を入れたかったのかもしれない。
2)選択肢が多い
いつものelfといえるけど、やっぱ多いかな。自力攻略はめんどくさそう。素直に攻略サイト見ましょう。
3)DMMGAMEPLAYERS
本作はダウンロード販売のみ。しかも、DMMGAMEPLAYERSとかいうアプリケーションをインストールしなければならない。これが本当に手間。起動まで時間かかりすぎ。
〇総評
えっちシーンだけでなく、普通の会話も、すべてが楽しくて仕方がなかった、個人的にドストライクな作品。前作「ボクの彼女はガテン系」ばかり評価されてるけど、私はたぶんこっちの方が好きになりそう。シリーズの第1作目だから、まだなんとも言えないけど。1作目やったらたぶん続きが気になって仕方なくなるでしょう。
ただ、寝取られでも、寝取られでもなく、寝取り好き向けだということを忘れないように。
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