- プレイ時間 34時間
- ジャンル 抜きゲ―・寝取られ・母親・姉・妹
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 192回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
資産家一族の跡取りとなる男の子を産むために主人公(息子)が義母か義妹か義姉に種付けする。その裏でヒロイン3人を狙ってくる村の男たちから卵子を守護りぬく。
〇よかった点
1)妊娠させるためのえっちを強く意識している
設定的に本作に登場する男たちはみんなヒロイン3人たちに種付けしたいと思っている。ヒロイン3人はみな資産家の一族いわば金持ち・貴族みたいなもので、非常に上品なキャラになっている。村の男たちにとって高嶺の花的な存在であり、そんなヒロインたちに種付けできる機会を得ればみんな血眼になるのは当たり前だろう。容赦のない妊娠させるためのえっちは本当にえちえち。
また、「子宮」「卵子」「受精」「種付け」「排卵」といった言葉が非常に頻繁に登場する。「子宮」に関しては432回、「卵子」に関しては172回ほど、ヒロインのボイスありで発言される。見た目貴族の上品なヒロインたちから放たれる、妊娠を強く意識させるこれらの台詞が好きな人にはたまらない。私のことなんだけど。言葉と見た目とのギャップはエロい。
2)純愛ルート
義母に関しては「母親」から「女」に、義姉に関しては「姉」から「女」に変わっていく様子がよかった。
どの純愛ルートも最後に一族の決まりや村の因習を破壊して、ヒロインたちを本当の幸せに導き、なにもかもすべてを掻っ攫っていく主人公にはすっきりした。特に義姉ルートにおける義父との対決シーンは燃えた。寝取られルートの良いストレス発散になる。
姉妹丼・親娘丼・ハーレムエンドあって満足。
3)寝取っていく男たちのバリエーション
ただの村人・暴走族・父親・部下・どっかの会社の社長・母親の友人の息子・浮浪者・執事・村長・医者などなど。近しい関係の人からおまえどっから湧いてきたの?と思う男にまで寝取られる。
立ち絵すらない男に寝取られるのは個人的に好きじゃないけど、種類が豊富なのは良いと思う。男のバリエーションが豊富だから、ち〇このバリエーションも豊富で、真珠入りだったり超長かったり太かったり自在に長さを操れたりと様々なのも面白い。同時にヒロインを堕としていく手段も豊富で楽しめた。
また、ヒロインを狙う男同士で牽制したり協力しあったりと交流がある点も特徴的だった。
まぁ数が多いせいか一人一人の密度が濃いのは残念だけど。寝取られ内容の薄さを数でごまかしている感じはする。
4)増えていくゴムに比例して崩壊していく理性
使用済みゴムを女体に載せるのがかなり好き。一個ずつ増えていくにつれてヒロインの様子が変わり、最後には完全にち〇こに負けた様子が超エロい。
5)レベルアップしていくエロ
同メーカー作品「は~とふるママン」とだいたい同じ。純愛ルートも寝取られルートもいきなり生で中出しえっちはしない。寝取られルートでは、男によっていきなり中出しするやつもいるが、立ち絵があるような主要な男たちは計画にヒロインたちを堕とそうとする。徐々に侵食されて理性をそがれていくヒロインたちはえちえちだった。
〇よくなかった点
1)CGの使いまわしが激しい
えっちシーンが192回もあるけど実際のCG数は80枚程度だからお察し。ゲームシステム上仕方ないけど。
2)攻略が難しい
同メーカー作品「は~とふるママン」と同じ。ランダム要素がほとんどない点はよかったけど、回想100%埋めるのは一苦労。テンポがよくない。
3)シナリオ間の齟齬
同メーカー作品「は~とふるママン」と同じ。ゲームシステム上仕方ないけど。
4)寝取られ感が薄い
考えられる原因は3つ。
一つ目は、本作は主人公視点に固定タイプではなく、いわゆる第三者視点、つまり神様目線でシナリオが書かれていること。
寝取られで定番なのは主人公が知らないうちに彼女か妻が寝取られているけど、それに主人公は気づいてなくて、えっちしている時のビデオや映像で初めて知って絶望する流れか、のちにヒロイン目線固定で語られる流れだと思っている。このタイプでは、ヒロインの主人公への態度の変化がないのにも関わらず、裏では他の男とえっちして淫れまくってるという衝撃ギャップでエロさを生み出している。けれど、本作のようなタイプではそれがない。
また、主人公視点固定にしない弊害は、プレイヤーが主人公を強く意識できないこと。主人公とプレイヤーが一体化しないと寝取られは成立しない。
二つ目は、ヒロインたちと主人公との関係性。
ヒロインたちと主人公に血のつながりはなく、全て義理の関係。おまけに、ヒロインたちは主人公にとって「母」であり「姉」であり「妹」でしかない。主人公にとって家族であっても、彼女でも妻でもない。家族が他の男とえっちしているから寝取られるっていう感触がよくわからない。
莉々子「血の繋がりよりも、人の繋がり・・・。生まれてから築き上げた絆こそ、大切なのではないかと」
逆にヒロインと主人公、ヒロイン同士で完全な血のつながりをなくしたのは、上の台詞を強く推したかったからなのかもしれないけど。割と心に残った台詞。
三つ目は、主人公がヒロインたちに特別な好意を寄せている描写が弱いこと。
主人公はヒロインたちにとって義理の息子・弟・兄の続柄でありながら屋敷の使用人という立場のため、ヒロインたちに対してどこか遠慮している雰囲気があり、関係性が弱い。
5)薬の多用
満足度を下げた原因その1。
本作では媚薬をはじめとした薬が頻繁に使われる。ヒロインは基本的に薬漬け状態にされて、頭で正常な判断ができないほどになるから、主人公以外の他の男とのえっちを受け入れるかどうか彼女らは子宮で考える。
寝取られでも寝取りでも薬頼りは面白くない。やはり自分のち〇こで正々堂々寝取るほうが本当に心から堕ちている感があってエロい。薬頼みだと心と身体の分離が激しすぎて心が堕ちていない場合が多いからあまりエロく感じない。そもそも最初からヒロインがエロってたら張り合いがない。
陵辱モノなら薬物はありだと思うけど、寝取られ寝取りではなし。
6)莉々子寝取られルート
満足度を下げた原因その2。
莉々子は義妹で、普段着が和服でちょっと身体が弱く性知識皆無の純粋なロリっ子なんだけど、男たちに寝取られそうになった末に、最後はなぜかドSキャラに目覚めて男たちと主従関係が逆転するという、もはや寝取られでもなんでもない展開に走る。寝取られる側がSに目覚めて主従関係の主側になるなんて聞いたことなんだけど・・・
ロリキャラに求めているものはこれじゃないだろう感が大きい。
〇総評
上品なエロさがある、寝取られも純愛も楽しめる作品。ち〇こに堕ちていく高貴なヒロインたちは大変えちえち。パッと見た目よりもプレイするとエロさが上がっていく。
単純な寝取られものじゃなく、寝取られに村の因習・一族の跡取り問題が絡んでくるものが好きな人はそれなりに楽しめるでしょう。時間があまりまくっていて種付け好きな人だけやるべし。
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