- プレイ時間 8時間
- ジャンル バカゲー
- エロ度 ★★★
- 満足度 ★★
- えっち回想 30回
- バックログからのシーンジャンプなし
- えっちシーンにアニメーションあり
〇概要
一流快盗になるための学園に入学した主人公と、切磋琢磨するヒロインたちとのハイテンションパロディ学園コメディ。
〇パンスト
(;゚∀゚)=3ハァハァ
3人ほどパンストキャラ確認。なかなかいいものを見させてもらった。一枚目はかなり好み。
〇よかった点
1)攻略ヒロイン8人という大ボリューム
フルプライスだけあってかなりのボリューム、キャラの数だけは。登場する女の子はだいたいえっちシーンある。基本的に、個別ルートに入りたいと思ったキャラを選択していけば問題ないから攻略も楽々。
2)全15話のショートストーリー編成
共通ルートで14話、残り1話が個別ルートにあたる。なんという偏り!!1話単位がかなり短く、サクサク進められる。プレイがだれることはない。それぞれの小話のタイトルセンスは好き。
3)えっちシーンにアニメーションあり
全部で6つしかないけど。内訳は、正常位×2・バック・騎乗位・パイズリ・背面座位。射精アニメーションが素晴らしいクオリティを誇ってかなりお気に入り。気になるひとは公式サイトで1つ見れるよ。数がもっと増えたら完璧なんだけどなぁ。
Let’s 快盗! ヌすみ系!? ~あの子のハートの盗み方、教えます♪~
4)それぞれのキャラがなぜ快盗をしているのかを明確に持っている
おバカゲーかと思いきや、本作ではけっこう真面目な展開もある。その真面目な展開に絡んでくることは、おおよそ「それぞれのキャラがなぜ快盗をやっているのか」という動機付けの部分だ。
やっていることはあくまで盗みという犯罪行為だから、快盗は正義の味方ではない。さらに、自身を危険にさらす職業である。ヒーローというよりは、アンチヒーローのほうがしっくりくる。この快盗という立ち位置と、それぞれのキャラの持つ動機部分の絡み方はうまいと感じた。
「オレは世界に名を轟かせる快盗になって、この国の借金返済して、不景気から救い出したいんです」
__主人公
オレのしていることは、民のための行動なのだから間違っているとは思わない。
だが、同時に他人から物を奪うという行為は、『正義』であるとは言えないのも確かだ。
「しかし、合法的であるとは言え、貧しい者からなけなしの金を巻き上げている奴等は正義なのか?」
「違法でないからと言って、それが不幸を生むと分かっているのに止めないのは間違っているとは思わないのか?」
__主人公
物語のなかでは、かなりおバカなギャクとツッコミをやりまくる主人公だが、動機はしっかりしている。スケールがやけに大きい。ただ、どのエンドもこれは達成できてない。
女子更衣室・・・そこはまさしく桃源郷、この世のHeaven!
__主人公
「チンコが出ちゃう☆男の子だもん♪(野太い声)」
__主人公
最初は真面目なこと言ってるけど、主人公こんなやつ。
5)刀のバトル展開
あるキャラの個別ルートだけだが、無駄にかっこよかった。技を繰り出すときに、技名が出るあたり、しびれるね。
〇よくなかった点
1)個別ルートが短すぎる
よかった点2)でも書いたが、共通ルートと個別ルートの配分がおかしい。キャラの数が8人と多かった弊害かもしれない。もっと個別ルートでのエッチや描写を濃くしてほしかった。
2)パロディネタが多すぎて元ネタ知らないと何言ってるか全然わからない
本作最大の特徴は間違いなくパロディネタにある。キャラクターからして怪盗のパロディだし、小話のタイトルもパロディ、会話にもパロディのオンパレード。元ネタ知っていれば「クスッ」と笑えるかもしれないけど、元ネタしらないと「何言ってんのこいつ」状態になって、まったく面白くない。
私でも、いくつか知っているものがあったが、それでもほんの一部だろう。ティップス機能をつけて、元ネタを解説してほしかった。
3)せっかくのシリアスの自らぶち壊す
最後までギャクゲ―で貫くなら貫く、シリアスな展開を入れたいなら茶化さないでまじめにやれ。中途半端な作品。自分で作品を壊すな。
。。。こいつら(#^ω^)
4)スクイーズ系列にしてはえっちシーンが少ない
特に本番(挿入シーン)が本当に少ない。えっちシーンの半分くらいはえっちな悪戯で焦らされる。悪戯好きだけどね。
〇総評
スクイーズ系列のバカさとシリアスなシナリオをうまく両立させようとしたら、なんかわけわからんカオスな作品ができてしまったゼ☆みたいな作品。
パロディに頼らず、独自の設定を活かしてキャラも完全オリジナルにして、共通ルートはギャグ全開、個別に入ったら完全なシリアスに徹すれば、そこそこな良作になっただろう。または、完全なギャグゲ―にしてしまうとか。
えっちシーンのアニメーションとパンストだけは、十分な満足度だった。