- プレイ時間 4時間
- ジャンル 抜きゲー・人妻
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 23回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
タイトル通り、憧れの女上司が深夜のオフィスでオナっているところを見てから始まる円満なセフレ関係を楽しむ
〇よかったところ
独占欲が満たされる
本作のよかったところはだいたいこれに収束する。体験版をやるとわかる通り、本作のヒロインの特徴は以下のとおりである。
- 理知的
- 一児の母親で年齢のわりに容姿が美しい
- 人望が厚く、社内からの信頼がある
- 職場の誰もが認めるほど仕事が出来る
- 部下の面倒見が良い上司の鑑
- バツイチのせいか、モテるのに男を一切寄せつけない高嶺の花
主人公はそんな憧れの女上司とひょんなことからセフレ関係になり、年上とか母親とか上司とかではなく一匹のメスとしての下品な姿を主人公だけが独占できる。これはかなりの優越感である。涙と唾液と鼻水といった体液に濡れたアヘ顔を晒し、下品な言葉を発し、気持ちよすぎておもらししながら絶頂し、中出しした後には精液を逆流させながらマ〇屁をまき散らす、普段の職場での姿から想像できないほどギャップがエロすぎる。
コスプレHの題材
本作のヒロインは元々コスプレイヤーであり、主人公はそのコスプレイヤーのファンだったという設定があることから、本作ではコスプレHが6回も組み込まれている(全体で23シーンだから約4分の1を占める)。
コスプレの題材は「対魔忍」と「プリキュア」の2つで、およそメジャーなもので安心した(最近プレイした同人ゲームでセーラームーンのコスプレHのある作品があったが、さすがについていけない・・・)。本作のヒロインは元コスプレイヤーというだけあり、コスプレHの際にノリノリで演技をしてくれて、そしてどちらも変身ものなので「ち〇こに屈するものか!」→「負けましたアヘ顔」という変身ものエロゲーの敗北Hを疑似的に味わえる。したがって、本来私はエロゲーのなかでのコスプレHはあまり好きではないのだが、本作のコスプレHは楽しむことができた。
セフレから恋人になるためのHシーン
本作のヒロインは、バツイチで年上すぎるから主人公に本気になったら主人公に迷惑をかけると心配し、主人公とはセフレ以上の関係になろうとしない。実際、心の中では忘れかけていた女としての悦びを思い出させてくれた主人公に対して好意を抱いており、もっと親しくなりたい気持ちはあるのだろうが、決してヒロインのほうから恋人になろうとは言わない。これは年上としての配慮なのだろう。
しかし、主人公のほうは元々ヒロイン一筋であり、改めてセフレ関係を通してヒロインへの想いがより確かなものになり、恋人になろうと本気でヒロインを堕とすことを決心する。この、ヒロインを明確に堕としてやるという意気込みをもったHシーンが非常にエロく出来ている。この場面のHシーンは2つのルートでそれぞれあり、どちらも甲乙つけがたい。
一つ目は温泉宿でのルート。主人公とヒロインは会社の保養施設である温泉宿を利用する。主人公は職場の年上上司を呼び捨てにしながら「オラオラ」と種付けプレスして、ヒロインは主人公がち〇こに負けて主人公の女になる宣言で完堕ちし、顔をのけ反らせて絶頂するシーンのエロさは素晴らしい。人妻×温泉宿は鉄板、やはり良いものだ。
2つ目はラブホルート。主人公とヒロインはコスプレイベントに参加した帰りにラブホでコスプレHをする。このHでヒロインのア〇ル処女をもらうことで、主人公はヒロインの穴という穴を制覇する。その勢いを利用してヒロインをもっと主人公の虜にしようと、ア〇ルHでの余韻からまだ呼吸の整っていないヒロインに対して休憩をさせずに、きぬた(体位の名前があっているかは不明)という体位でヒロインを完堕ちさせる。この体位は見てわかる通り、ヒロインは上から打ち付けられる主人公の腰使いから逃げることができず、また、マ〇グリ返しのような恰好になっているため、エロゲ風に言うと主人公の腰使いがダイレクトに子宮に直撃する。ア〇ルHですでに快楽堕ち寸前まで来ているヒロインにまさにとどめを刺しているといえるHだろう。「待って」や「許して」等嫌がる素ぶりを見せているところもより興奮を惹きたてる。
オークソフトクオリティ
下品なエロさに関してオークソフトは一級品である。
- むちむちなキャラの身体、巨尻
- 獣のように下品な喘ぎ声
- ヒロインの口に絡みつく男の陰毛
- 容赦のないバキュームフェラ音
- ひょっとこフェラ
- 中出し後のエロいマ〇屁の音
- H後にぐったりしている様子。特に本作ではうつ伏せなので尻がエロいし、顔が見えないところもポイント高い。
〇よくなかったところ
蔑ろにされる下着
オークソフトはどちらかというと着衣Hよりも全裸Hを得意としているので細かいことをあまり言うべきではないと思うが、下着に関して気になるところがいくつかあったので書いておく。
1つ目、下着の色の不一致について。主人公の家でのHの際に、Hをする前にヒロインが衣服や下着を徐々に脱ぐシーンがある。このシーン自体はじっくり描かれており、下着姿のヒロインをじっくり嘗め回すように見ることができ、また、これからHをおこなうことへ気持ちを高めることができて、私はとても好きである。この場面では、立ち絵からヒロインは白い下着を着用していることがわかる。
しかし、この一夜でのHシーンのなかで、ベッドの上に散乱している下着の色が白ではなく黒になっているシーンがある(画像左下部分)。公式サイトを見ると、黒い下着を着ているヒロインの立ち絵があることから、黒い下着自体が間違っているわけではないようだ。立ち絵でじっくり下着姿を拝んだことで、プレイヤーにとってはヒロインの下着が強く印象に残っている。この手法自体は素晴らしいので、あとはこういった細かい齟齬をなくしていただけると下着好きとしてはありがたい(単純にバグなんだろうけど)。
2つ目、エロ下着に関して。主人公が風邪で寝込んでいるときに、ヒロインが看病に来てくれる場面がある。実際は看病というのは体裁であり、単純にヒロインがHしたすぎて我慢できなくなって主人公のところに来ただけなので、看病の後に主人公をHな気分にさせるために、ヒロインはオープンバスト・オープンクロッチのエロ下着でHをおねだりしてくれる。このシチュエーション自体は良くできており、「見舞いに来たと、頼りになる上司の、優しい年上の女性の顔をしておいて、ずっと主人公とHすることしか頭になかった」という、すまし顔をしておきながら上司でも年上の女性でもなく一匹のメスになっているギャップがエロい。しかし、Hシーンでは最初から最後までエロ下着を脱いだ状態で、一切エロ下着は出てこない。エロ下着の扱いが雑すぎると感じた。何のためのオープンクロッチなのだろうか、下着をつけていてもHできるよ!っていうためのものじゃなかったんかい・・・せっかくのエロ下着がもったいない。
寝取り感はほとんどない
同じ舞台の前作と比べると、本作のヒロインはあまり人妻感がない。これは本作のヒロインがバツイチであり、前の夫とは円満な関係を築けていなかったため、障害が一切なくて最初から主人公とのセフレ関係にノリノリだからである。この点では前作のヒロインのほうが人妻らしく、同時に寝取り感もあってよかった。本作はどちらかというと、寝取り寝取られ関係なく、職場の女上司との円満なセフレ関係を楽しむことがメインの作品なのである。私は少し人妻要素に期待しすぎていた。タイトルからもわかるとおり、あくまで「人妻」ではなく「女上司」なのだ。
〇総評
同じ舞台の前作に比べると、ヒロインの人妻感と背徳感が薄くなり、シナリオ展開も人妻ものとしてはあまり面白くなくなってしまった。しかし、職場の憧れの女上司を独占できる優越感、そして普段の女上司の姿とエロシーンでのギャップはよく出来ており、さすがは下品な人妻作品で右に出るものはいないオークソフトだなと感心した。背徳感とか人妻とかどうでもいいから、ムチムチ女上司と円満なセフレ関係をしこしこ楽しみたい人向け。
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