- プレイ時間 4時間
- ジャンル キャラゲ―・純愛
- エロ度 ★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 5回
- バックログからのシーンジャンプあり
〇概要
『ただいま』と言えば
『おかえり』と返してくれる、君がいる
そんな何気ない日常が
掛け替えのない毎日になっていく
幼馴染のヒロインと同棲して、それまで無味乾燥だった主人公の毎日が彩られていく、そんなお話。
〇パンスト
★★★もったいない
せっかく素材がいいのに、CGではほとんど脱いでくる。エロシーンに至っては、ほぼ裸。それが当たり前か(´;ω;`)
〇よかった点
1)同棲描写がとても良い
主人公は社会人一年目の新入社員で、一人暮らしを始めたばかり。当然、家に帰ってきたら、酒飲んでそのまま一日は終わり。そんな無味乾燥した毎日が、幼馴染ヒロインと同居生活を始めることで、主人公の生活は徐々に変わっていく。
- 部屋
この変わり様。同じ部屋とは思えんぞ。
「この部屋だけど・・・絢萌ちゃんの色に変わったように感じたんだよね」
「カップルになると、部屋どころじゃない、自分自身も模様替えされるのかもしれないね」
「俺だって、絢萌ちゃんの色になっていくんだろうし・・・」
_主人公
恋人になるということは、その人の色に染まっていくこと。心も、部屋も全部。
- 家に帰って、「ただいま」というと「おかえり」と返ってくること。
「おかえりなさい。こんな遅くまで、仕事お疲れ様でした」
_絢萌
- 朝起こしてくれること。
「おはよう」
_絢萌
- ご飯をつくってくれたり、一緒にご飯を食べること。
- いってらっしゃいのキスと、おかえりのキス
おそらく同棲のほとんどの要素が含まれてる。ただ、ただ幸せを感じられる。
2)同棲を通して変化していく””家””
タイトル回収がしっかりできている。ヒロインと時を経て、体を重ね、心を重ねる同棲を通して、””家””は変化していく。部屋のような外面的なことではない。1)で挙げた、同棲要素すべてが、二人だけの””家””を形作るのだ。
絢萌ちゃんはさっき、『ただいま』と口にしていた。
それは、この家に対する言葉だったのだろう。
ここが、彼女の帰る場所なんだ。
僕のーー僕たちの暮らす、この家が。
_主人公
誰もいない、薄暗い空間がそこに広がっている。
_主人公
この玄関扉を開けるCGがリアルすぎて。帰ってきて誰かが迎えてくれるってすばらいいことなんだなぁと。
3)塗りがエッチ
むっちり感がすばらしい。この絵師さんはチェックしておく。
4)表情がころころ変わる
いろんな表情があって、大変楽しませてもらった。
5)車の中構造の変化
制作者のこだわりをとても感じた。上司の車と主人公の車の二種類ある。
6)ドッグラン
作中で、ドッグランという地元のイベントが取り上げられて、とても親近感がわいた。ついにうちの近所にもエロゲーの聖地が。。。(´;ω;`)
〇よくなかった点
1)会話のノリが・・・
恋人になる前=共通ルートでよくみられる、パロネタなのか時事ネタなのかわからないやつ。非常にうっとうしかった。元ネタを知らないものはまったくなに言ってるのかわからないし、たとえ元ネタを知っていても、作品の雰囲気をぶち壊してくるだけだから、本当に不要。
しかも、そのネタ部分を太文字で強調してくるから、本当に救いようがない。オヤジギャクでも言わせておけよ。そっちの方がまだ面白い。
「失礼ですがお嬢様はあふぉでございますか?」
_主人公
「でかいピザをテーブルに置いて、スマホ自撮りで、中指立ててうぇーいって」
_理帆
2)ヒロインの声に若干乖離を感じる
個人的な見解。人によっては違うかも。
3)一部CGの使いまわし
えっちシーンのやつ。ただでさえ、少ないエロCGが一部使いまわしは残念。
〇総評
同棲をこれでもかというレベルで楽しませてくれる、非常によくできた作品。これでロープライスだからすごい。ヒロインが好みなら買って損することはあり得ない。ただ、会話のパロネタには注意。エロシーンをあと2個くらい増やして、パンストを使ってくれてたら満点。
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