- プレイ時間 10時間
- ジャンル 抜きゲ―・催眠・女教師・陵辱
- エロ度 ★★★★
- 満足度 ★★★
- えっち回想 98回
- バックログからのシーンジャンプなし
※本記事では、アヘ顔がきつい画像がいくつかあるため、苦手は人は回れ右で
〇概要
女子校の用務員である主人公が、催眠術を使ってヒロインたちの認識をずらし、理性を崩壊させ、ヒロインたちをえっちに開発するお話。
〇パンスト
合計2人で、パンストえっちは8回程度。内容は破いたり脱がせたり混合している。割合的には、えっちが始まる前に脱いでしまってる方が多いのが残念だが、造形に関しては期待通りのパンストで大満足。
好き
〇よかった点
1)ヒロインみんな可愛い
全部で6人の攻略(えっちできる)キャラがいるが、どのキャラもハズレがない。
- 黒髪の娘→THE女子校育ちの天使。なにも知らなかったのにどんどんえっちになっていく様子がたまらない。
- 赤髪の娘→「ですわ」口調のプライドが高いタカビー、かと思いきやただのMっ娘。犬プレイ専門。
- ピンク髪の娘→親のために男になろうと頑張るボクっ娘。3PだとSになる。緊縛に並々ならぬこだわりがある。
- 金髪の娘→ロリっぽい雰囲気を持つ。おしっこ専門。まじで見かけるたびにおしこしてる。というかおしっこしかしない。
- 青髪の娘→ツンデレ。縛られ担当。主人公のことをバカにして毛嫌いしてくるから、堕ちたときが楽しい。一番催眠術の達成感があった。
- 銀髪の先生→主人公のことが好きすぎて処女をこじらせた女。かわいい。
一番不快だったキャラは言わずもがな、主人公の女装モード。用務員モードはネタにできるからマシ。女装モードはネタにできないし単純に気持ち悪い。主人公オフにしてもCGで現れてくるの何とかして。
2)アヘ顔・断面描写・あなる
このメーカーの最大の特徴ともいえるアヘ顔。本作でもそれは健在。とにかくアヘる。苦手な人はオフにできるけど、このメーカー最大の長所だからもったいない。
断面描写はえっちシーンごとにあってエロい。パターンが4つぐらいあるのもグッド。
あなるの描き込みがなぜか気合入っている。好き。
上がアヘ顔オン、下がアヘ顔オフ。
3)多彩なシチュエーション
催眠という設定をいかし、変態プレイが目白押し。例えば、
- クリキャップ
- 3P以上MAXは7P(全体の4分の1はこれ)
- 緊縛
- テレホンセックス
- ペットプレイ
- 玩具プレイ
- 女体盛り
- 授乳手コキ
などなど。もちろん少ないながらも、ふつうのえっちもある。いろんな抜きゲ―やってきたけど、クリキャップを使ってる作品は初めて。
とにかくおしっこと潮吹きがめちゃくちゃ多い。
〇よくなかった点
1)催眠術が話をややこしくしてる
本作における催眠術は、あくまで認識をずらすという能力であり、かなり制約がある。本編によると、「自分を布団だと思い込ませること」はできないが、「ち〇こをくりとりすと思い込ませること」はできるとのこと。催眠の可能な領域と不可能な領域の線引きがわまったくわからない。
また、催眠術の効果の期限は不明で、基本的に催眠術は重複していく。主人公は、自分が不利な立場に陥ったときに、そのピンチを回避するために、また新たな催眠術をかけていくため、計画性がなく、以前にかけた催眠術との齟齬が起こってもおかしくない。
終盤にさりかかるにつれて、今このキャラにはどんな催眠がかかっているのか、間違いなくわからないし覚えていない。ただでさえ長い内容の催眠を、用務員モードと女装モードでわけずに混合させて、各キャラ別々に重複催眠した結果、最後にはよくわからんごちゃごちゃした印象が強く残る。最初の、主人公の女装が美少女に見える催眠がすべての話をややこしくしてる。
本作自身、最後のハーレムエンドにおいて、
まぁ、どうでもいいや・・・催眠術だろうと、そうでなかろうと!
__主人公
と言ってるくらいだから、たぶん制作者もわけわかんなくなり、収集つかなくなって投げてる。個別エンドがやけにあっさりして終わるのは、おそらく催眠内容自体の把握がもうできなくなって面倒くさくなってしまったためだろう。
2)催眠の発想がおもしろくない
「メイビーソフト」や「スクイーズ」(すでに解散してしまったが)あたりがつくれば、もっと馬鹿げていて、でも楽しくてえっちな作品ができると思う。本作は、バカさに振り切ることができず、かといって「ビショップ」のようにダークさに振り切ることもできていない、非常に中途半端な作品だ。
催眠の内容を実際に挙げてみると、
- 用務員はみんなのお世話をするのが当然。だから用務員室では、みんな気持ちを裸にして素直に用務員さんに甘えてお世話してもらうのが当然!
- イキたいのに刺激が足りなくてイケないのは気持ちがこもっていないから!女の子は好きな人を前にしてると、感度もマックスになっちゃうもの!
- 私、実はふたなりチンポ娘なの!
- マ〇コはオナホールと同じ動きをする物だよっ!
1)であげた、催眠術の制約をなくして、なんでもありにしてしまえば、もっと楽しめた。
3)催眠前と後のギャップがない
催眠ゲ―は本作が初めてである。ヒロインたちからきもがられ、嫌われてた主人公が、ヒロインたちを堕とす過程を省くために使われるものがエロゲにおける催眠術であり、催眠前後の、ヒロインの主人公への反応のギャップを楽しむものだと私は思っていた。
本作では、主人公はきもち悪い容姿をしておきながら、催眠をかける前からヒロインたちからそこまで嫌われてないし、なんなら好意を寄せているヒロインもいるくらい。催眠術なくてもヒロイン堕とせたんじゃないか????また、催眠術をかける前に会っておらず、催眠術後で初めて出会うヒロインもいる。
つまり、催眠術がかかる前後の、ヒロインの反応のギャップがまったくといっていいほどない。催眠を主人公自ら解除できるならば、このギャップを楽しむことができたかもしれないが、本作ではそれもない。
具体的には、えっちの最中にヒロインの催眠を解除して、素に戻った直後に、ヒロインは気持ち悪い主人公とえっちしてる現状に直面し、それでも身体はイキそうという身体と心の乖離シチュエーションを指す。
同じような女子校の用務員が主人公の「放課後3」という作品がある。この作品では、主人公はかなりヒロインから嫌われており、そのヒロインたちを主人公のち〇こで堕としていくという話であり、ヒロインが堕ちる前と後の反応のギャップを楽しむ作品だ。この作品が非常にシコリティが高いのに、本作ではシコリティが低く感じてしまう差は、この堕ちる前と後の描写にあると感じた。
いやまじで嫌いになっていいのよ(^^;
4)えっちなんだけど、シコリティが高くない
えっちさとシコリティは比例しない。絵はスゴイえっちで、断面描写あって、アヘ顔最高なのに、抜けない抜きにくい。
本作のメーカーは、一貫してシコリティが低いという感想をよく見かける。半信半疑だったが、本当にそのようだ。これはやらないとわからない。中出し→外出しの流れはやはりおかしい。ふつう逆だろ。
5)メーカーの仕様
- ボイスが曇って聴こえる
- ウィンドウ消した状態でスクショできない
6)完全個別エンドがないキャラがいる
赤髪の娘とピンク髪の娘は完全に一人の個別エンドがあるが、残り4人に関しては複数エンドしかない。メインヒロイン面している黒髪の娘に完全個別エンドがないなんておかしい。ヒロインと1対1でらぶらぶえっちしたい人にはむいてない。
ハーレムエンドはよかった。
〇総評
絵とキャラなど素材は非常に良いのに、シナリオが足を引っ張って全体の満足度を下げている。絵とアヘ顔とパンストがよかったのでギリギリ★★★。個人的に催眠モノとは相性がよくないのかも。CGだけは間違いなく綺麗でえっちだからCG目当てで買うのはアリ。シナリオは読むのが途中で苦しくなるくらいの出来だから、セーブデータあてて、好みのシーンだけ見るのが一番良い楽しみ方だと思う。「んほお♡」系のえっちが好きなひとは合いそう。
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