- プレイ時間 12時間
- ジャンル 抜きゲ―・純愛・お姉さん
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★+
- えっち回想 59回
- Hアニメーション 45回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
女性にまったく免疫のない主人公のために、ヒロイン3人が女性に慣れるための「LOVEトレ」を通して、疑似彼女から本物の彼女になる。
〇よかった点
1)えっちシーン
爆乳お姉さん3人の胸に溺れられる。お気に入りは澪火さんのパイズリ。パイズリで3回も射精させられるシーンは強烈。
HTPラインの強みであるえっちアニメーションも良くできていた。えっちしてるときのマ〇肉のぷるぷる感が特に良い。えっちアニメーションについては同メーカー作品「お姉さん×SHUFFLE!」の記事に書いてあるからそちらを参照。
2)ハーレムルート
魅力的な爆乳お姉さん3人から一人を選べるわけがないから、ハーレムは本当にありがたい。本作は「霊」がシナリオに絡んでくるから、看護師プレイや体操服プレイなど現実ばなれしたハーレムシチュが楽しめた点が特に良かった。3人のお尻と3人の胸でペニスが挟まれるシチュはツボすぎる。
〇よくなかった点
1)「LOVEトレ」が適当
題名にも入っている「LOVEトレ」だが、共通ルートで少しやった程度の存在感しかない。個別ルートに入るとヒロインは疑似彼女ではなく本物の彼女になるから仕方ないけれど、「LOVEトレ」の部分があまりにも少なすぎる。
「LOVEトレ」は副題の「エッチな恋愛トレーニング」のはずなのに、やっていることはただえっちしてるだけで、全然「恋愛」の部分が描写されていない適当さがある。
2)キャラの魅力描写が不足している
適当に何回かえっちしたヒロインをなんか好きになっちゃいましたーという抜きゲ―あるあるな展開は私的には全然OKだ。しかし、各ヒロインの魅力をまったく描写しきれていないのは大問題である。この作品を終えても、見た目とえっちの内容以外にキャラごとの違いがいまいちわからないから、どのキャラにも特別な感情移入ができない。
キャラに没入できないと、どれだけエロい原画とえっちアニメーションを使ってもいまいち興奮しきれない。そのキャラがどんな人物なのか、もといそのキャラの魅力をいかに表現するかは抜きゲ―でも重要な項目だと実感させられた。
特に主人公は、仮にも最初の時点では好きな先輩がいるから、言い寄ってきて何回かえっちした女のほうに簡単になびくのはのは納得がいかない。他の女に変えるだけの、他のキャラの魅力表現が欲しい。
抜きゲーだからそこらへんガバガバなのは仕方ないけど、だったら最初から特定のキャラに片思いしている設定自体がいらない。
3)霊をはじめとしたオカルト展開
個別ルートに入ると「LOVE×トレ」よりも存在感を増してくるのが「霊」だ。個別ルートは3人にそれぞれ3個ずつあるが、えっちをすることで霊を封印したり、霊を解放して救おうとしたり、霊を退治したりというように、いづれも「霊」ががっつり関係してくる。
「LOVEトレ エッチな恋愛トレーニング」の題名のくだりから、誰がシナリオにがっつり「霊」が絡んでくると想像できただろうか。年上のお姉さんから優しくえっちな手ほどきを受けられるムフフな内容を誰もがこの作品に期待しただろうに。
アトリエかぐやのお姉さんゲ―に期待しているものはこういうのじゃないんだよ。もっと年上に甘やかされて優しくされてえっちしながらキャラとウフフな展開がメインでよいのでないか。
けっこう頑張って描写されていた肝心の「霊」のくだりも、無理やりえっちに意味をもたせようとした結果、逆にえっちシーンの邪魔になり、最終的に作品全体の満足度を下げている印象を受けた。単純にキャラの魅力をより引き出すためのイチャラブしているシーンを増やすだけではだめだったのか。
「霊」のくだりを良い方向で捉えると、「霊」に日常的に触れる主人公とヒロインたちは、吊り橋効果によって一気に仲を進展させたと解釈できなくはないけど。
全然えっちシーンを惹きたたせるシナリオになっていない。
〇総評
これじゃない感が強い作品。霊をはじめとしたオカルトがメインで、あとはただえっちしているだけのタイトル詐欺なのが残念だった。えっちシーン自体はHTPラインらしくクオリティと分量の多いえっちアニメーションと爆乳お姉さんたちによってくっっっっそエロい。あとはそのえっちシーンを惹きたたせるシナリオとキャラの魅力描写があれば、もっと楽しめる抜きゲ―になれたと思う。同じメーカー、同じラインの作品ならば断然「お姉さん×SHUFFLE」のほうが好きでおすすめ。
「変なこといっぱい起こっちゃうより、普通の方がいいです」
アトリエかぐやはこの一言に尽きる。
DMM購入
DLsite購入
あと仮性包茎ち〇ちんにアートは感じない。
「はぁ、仮性包茎ち〇ちんって、本当に奥ゆかしいよね~」
「なんだかピュアで、イノセントで・・・アートを感じちゃう」