- プレイ時間 5時間
- ジャンル 抜きゲ―・純愛・寝取られ
- エロ度 ★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 33回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
気づいたら想いをよせていた幼馴染がビッチになってた。
〇よかった点
1)ヒロインの幼馴染としての態度が変わらない
主人公以外の男たちにえっちに染められていく幼馴染ヒロイン。主人公目線で外見がちょっとずつ変わったり付き合いが悪くなったりすることはあっても、ヒロインは露骨に主人公を避けるようなことはしない。
むしろ主人公の描くマンガをしっかり読んで評価してくれたり、マンガを借りに主人公の部屋に入ったり、料理の試食を頼んだり、主人公のファッションを評価してくれたり、と他の男たちとのえっち以前と比べて幼馴染としての態度はなんら変わらない。
逆にいえば、裏では他の男たちとのえっちで淫れまくっておきながら、平然と幼馴染である主人公との態度に変化がないことは、主人公のことをまったく男として認識していない裏返しとも捉えられる。
男として見られていない主人公が無様で、主人公の知らないところでヒロインは肉棒を加えてよがっているにも関わらず、告白しようかどうかのんきにしている主人公がほんと滑稽だった。
幼馴染という関係は寝取られにおいてはかなり弱いし、なんなら肉親のほうがまだ強い関係だから奪われた感じがする。しかし、本作は幼馴染でも十分胸糞悪く感じられる。
2)現在編の純愛
他の男につばをかけられまくった過去編を経て、完全にビッチ化したヒロインの現在編。最初は、ヒロインは主人公のことをセフレのうちの一人程度にしか見てなかったが、童貞から徐々にえっちがうまくなって、相性がもともとよかったせいか、最後には晴れて主人公とヒロインは恋人になれたと。
私はこの形は純愛だと思う。なぜなら仮に主人公が大学に入るまえに告白して、ヒロインと恋人になったとしてもたぶんうまくいかなかったと思うから。
ヒロインはもともとかなりの淫乱気質(過去編での他の男によると)らしいから、いくら身体の相性がいいといっても童貞の主人公ではヒロインのことを満足させられないだろう。処女と童貞でまともなえっちができるとはまず考えられない。
実際、現在編において、主人公は最初はえっちがくそ下手だし、挿入しただけで射精してしまう早漏で、ヒロインとのえっちの回数を重ね、ヒロインにえっちのレクチャーをしてもらうことでどんどんうまくなって、ヒロインをえっちで満足させられるようになる描写があるから、なおさらその可能性は高い。
えっちで満足させられないと、例え主人公と恋人関係にあったとしても、淫乱気質のヒロインは結局大学に入ってからよりえっちが上手い男によって、えっちの気持ちよさを教えられ、ビッチに開花させられる。そして、えっちが下手で、すでに幼馴染ではない主人公は、彼氏としてヒロインから捨てられると推測される。
つまり、過去編でヒロインの中に眠っていた淫乱気質を開花させて、ありのままのヒロインになり、現在編でそのありのままの状態を主人公が受け入れられるようになることで、主人公とヒロインはうまく結ばれたのだろう。純粋な想いだけではうまくいかないってことだと思う。
このヒロインと主人公が結ばれる純愛のためには、過去編で他の男に抱かれることは必須なのだ。
3)ヒロインにムカつける
最初は愛のないえっちをすることに抵抗を感じるヒロインだったが、様々な男とえっちの回数を重ねるうちに、気持ちよければ愛のないえっちでもいいと貞操観念が緩くなっていく。
変な男たちに引っかかって散々面倒な思いをしてきたにも関わらず、ナンパされた男にひょいひょいついて行って流れでえっちして感じてしまうヒロインに関して、なぜ学習しないんだとムカついた。
それと同じくらい、部屋の中で自慰行為にふけっていたり、マンガを描いていたり、お気に入りの同人誌かってうきうきしてる主人公にもムカついた。
まぁヒロインに本気でムカつけるあたり「ボクの彼女はガテン系」に近いものを感じたし、ヒロインにムカつけたり胸糞悪さを感じられれば寝取られものとしては良作だと私は判断してるから、そういう意味ではよくできていたと思う。
4)お尻を意識した構図
〇よくなかった点
1)缶ジュース並みの太さのペニスが出てこない
現在編で主人公とヒロインがえっちしてるときに、主人公が「いままでえっちしてきた中で一番大きかったペニスは?」みたいな質問を投げかけたときに、「缶ジュースくらの太さのやつ。さすがに大きすぎて一回でやめたけど」的な回答をしていたけど、過去編でそんな男は一回も現れなかったと思う。
缶ジュース並みのペニスがどんなもんか楽しみにしてたのになぁ
2)ヒロインと主人公が結ばれたあとに肌と髪の色が戻った状態でのえっちがほしかった
ヒロインの髪の毛や肌の色が変わってしまったのは、過去編におけるセフレの影響によるもの。褐色と銀髪(?)は本作におけるビッチの象徴であり、主人公と結ばれてからもその色でえっちしてると、今後もセフレつくってやりまくりそうな感じがする。
元の髪の色・肌の色での主人公とのえっちがあれば、ヒロインのビッチ化は終わって主人公一筋になったのだと視覚的にわかって、よりめでたしめでたし感があってよいと思う。
〇総評
彼女ではなく幼馴染という比較的弱い関係だけど、ヒロインにそれなりに胸糞悪さを感じられたから寝取られものとしては優秀な作品。ただヒロインの心までは堕ちないからそこまでショックは感じられない。
最後はまぁめでたしめでたしみたいな感じだから、寝取られ属性がなくても処占でなければ楽しめるでしょう。リアル恋愛はこんなもんだと教えてくれる。
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