- プレイ時間 15時間
- ジャンル 抜きゲ―・触手・陵辱
- エロ度 ★★★★
- 満足度 ★★★+
- えっち回想 71回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇シナリオに関して
ダークヒーロー
1章の場合、国を引っ張っているセシリィはまさに成人君子のような人物で人望で国民を従えている、基本的に殺すことを嫌い命あるものは全て救うヒーロー像そのもの。反対に2章の国を引っ張っているヒルデガルドは自分の野望のためなら容赦なく殺し国民を力で従えている、セシリィとは真逆の性格である。どちらも戦争のない平和な国を目指していて思い描いている理想の世界は同じなのにやっていることや態度は正反対であるところは面白い。
1章と似たような展開
エデンズリッターからエナジーを吸い取って淫魔がエデンズリッター化したり、国が淫魔にのっとられたり、命がけで守っていた国民から裏切られたり。敵のエデンズリッター化は1章では堕天使VS天使の構図で映えていたが、2章ではすでに意外性がなくなりただ1章の劣化という構図でいまいち盛り上がらなかった気がする。
1章と同じことが悪いわけではなく、そのまま引き継いでほしいところだってある。しかしどうしても既視感があったり先の展開が読めてしまうのはシリーズものとしてはなんとか改善してほしいところ。
1章と違い全てを失ったエンディング
淫魔との闘いの結果、すべての国民とメインヒロインである竜皇女ヒルデガルド最愛の女性ミレイユが亡くなってしまい、敵を倒すことに成功しハッピーエンドのはずなのに国民も最愛の人もいない崩壊した国に独り残されたヒルデガルドの悲しそうな描写はいままでの路線と異なり良い味を出していた。勝利なのに敗北した感じでしょうか。私は爽快感ある1章の綺麗な終わり方の方が好きだけど。
敵は外部の淫魔だけではなく内部の人間も
淫魔VSエデンズリッターの構図に加えて、国を改革する派と国をもとにもどしてほしい派の対立があり、敵は淫魔だけではなく国内部にもいる設定になっている。国を力で統治するヒルデガルドのやり方は1章とセシリィのやり方とは異なり国民の反感を買いやすい。力だけで国を治めようとするから内部からじわじわと国が崩壊していったのだろう、国を治めるっていうのは一筋縄ではいかず難しいと実感させられる。
力の暴走
1章に比べてヒルデガルドはかなりの回数負ける。そのたびにより強い力を求めるけれど、強い力がコントロールできなくなっていつもやられっぱなしだったエデンズリッターが淫魔をレイプする。これは1章にはない構図で新鮮だった。エデンズリッターの性の疼きを弱点をとしてみるのではなく、性の疼きをそのまま受け入れ、淫魔を使ってでも解消すると開き直ればこんなに強いのかと感心した。ミレイユがその力の暴走をとめてくれるから全体の立ち位置的にはミレイユとの好感度アップイベントでラストを盛り上げるスパイスでしかないんだろうけど。
〇エロに関して
1章と同じく人間以外の異種姦が多いものの、触手が絡むシーンは全71個中23個と、おおよそ3分の1は触手が登場する。パッケージ絵びっしり占められた触手のインパクトに比べると少し物足りない気がした。
また喘ぎ声よりも叫び声のほうが多く、のちに詳しく記述するがリョナ色が強くなっており少々痛々しいグロいシーンもちらほら登場し、1章や1章外伝に比べるとえっちシーンの路線変更している感は否めない。
以下気に入ったえっちシーンについてあげていく。
処女膜無限再生
魔法で処女膜を再生させては破りを繰り返す。これ考えたやつどういう思考してんねん。
脳みそ精液付け
おなじみ触手による脳改造。より脳みそに精液の味を覚え込ませるために脳にも精液を出すとか。頭おかしい。
母乳改造
魔法により1章のセシリィみたいに母乳がでまくる身体にされる。母乳プレイ好きなので。
触手脳みそ
おなじみの触手による脳責め。毎回のようにやられて癖になる。
〇過激な拷問
国が淫魔の手に堕ちてエデンズリッター3人は拷問・陵辱される。拷問シーンは1章にはなくて陵辱は1章より過激さが増し、ヒロインたちを精神的に肉体的に追い詰める。リョナ色が強くなっていてちょっとやりすぎじゃないかな・・・と思うシーンもしばしば。ただどの拷問シーンも物語の進行上必要なモノで、各エデンズリッターの弱点をついているのでこれはこれでアリだと思う。以下拷問シーンをあげていくのでプレイしようか迷っているひとは参考にしてほしい。
針で身体を刺される・ヒルデガルド
ふたに鉄の針がついた棺桶に入れられ、棺桶の蓋を占めると中に入っている人に針が突き刺さり身体の数か所に穴があく。かつてヒルデガルドが拷問にかけていた人物が逆恨みの怨念をこめて徹底的にヒルデガルドにやるから見ていて非常に痛々しい。本作の拷問の中できつめに位置する。
鉄の針で脳改造・ルーティア
かつて倒したはずの淫魔となった貴族がヒロインの耳から鉄の針を入れて脳をいじられ、「精液がこの世で一番おいしく感じる」ように味覚改造される。耳から何かを入れられる、なんとも想像もしたくないことですね、まさに拷問。ただしルーティアというエルフはだいたい脳をいじられるえっちシーンばかりだから(耳が弱点のエデンズリッターだから)全て拷問レベル、この作品の中で一番可哀そうな立ち位置にいるキャラクターである。容姿は一番好みなのに…
胸にクスリを注入・ミレイユ
1章のセシリィでおなじみ、母乳が出るようになって乳首を拡張するクスリを胸に注入され、乳首に指を入れられて母乳を吹き出しながらアヘる。拷問の中では視覚的にマシな部類だけどこれもなかなかきつそう。
焼かれる・ヒルデガルド
鉄の箱に入れられてその箱ごと焼かれて窒息しそうになる。さらに箱の中の淫魔が触手責めする。エデンズリッターの格好に変身させられて拷問されるため、簡単には死ねないように苦しませている。素直にきつそう。
改造された胸責め・ミレイユ
改造された胸を責められ母乳を吹き出しながらアヘる。拡張して広がった乳首の中にペニスを入れらる。視覚的にマシな部類。
水車・ルーティア
水車に拘束されて身体ごと精液風呂に入れられ無理やり精液を飲まされる。何度も精液風呂に入ったり出たりを繰り返され、精液を大量に飲んでアヘる。精液が一番おいしく感じるように脳改造されているため、頭がおかしくなるようで。これまたきつそう。
国民の前で負けました宣言・ヒルデガルド
国民の前ではりつけにされて淫魔たちに輪姦される。マシな部類に思えるけどよく見ると手首が痛々しい。
国民の前でアヘる・ルーティア
首と手をギロチン台に固定され淫魔たちに口とあなるを犯される。国民の前で「精液おいしい」と言いながらアヘる。気高いヒロインの尊厳を踏みにじる。
乳しぼり・ミレイユ
国民の前で鼻フックしながら乳牛みたいに母乳を搾乳機で搾られてアヘる。鼻フックはあれだけど視覚的にマシな部類。
部下の前でアヘ顔ダブルピース・ルーティア
手足だけ石化、耳を触手でいじられながらかつての部下のエルフの前でアヘ顔ダブルピース。これまた尊厳を踏みにじるよいプレイではあるけど、相変わらず耳責めが痛々しい。
糸で母乳を搾りられる・ミレイユ
またもや乳しぼり。ゼノアラクネの糸で母乳を搾り取られ、ゼノオーガの巨大なペニスで膣を責められる。胸が弱点のエデンズリッターだから乳責め多い。
産卵してお腹破裂・ミレイユ
ゼノアイズの触手で胸を責められ、ゼノドラゴンの巨根でお尻の穴から口まで貫通され、ゼノアラクネの触手で子宮に淫魔の卵を植え付けられて、愛するヒルデガルドの前で淫魔を産卵しながらお腹が破裂してお亡くなりになる。これまでの拷問シーンの中でたぶん一番きついシーン。とびだした内臓は一応モザイクかかっているけど。
〇敗北BADエンド
エデンズリッターをはじめ、戦闘モノならばお約束の敗北BADエンド。2章では全部で17の敗北BADエンドがあり1章と比べて数は増加している。しかし内容は自分的にはあまり満足できるものではなかった。苗床エンドが1個しかないのがまことに遺憾である。また敗北BADエンドで高確率でヒロインがお亡くなりになってしまうのは2章でも変わらずというところが残念。以下印象に残った敗北BADエンドを振り返る。
VSゼノファラオ
ヒルデガルドが包帯に締め付けられ、包帯が口から体内に侵入して窒息死する。全身を包帯で覆われるCGは拷問シーンと近いレベルで恐ろしい。
VSゼノバブーン
ゼノバブーンの育苗にされる。ゼノバブーンは異常に繁殖能力が高くて種付けしてからわずか数分で子どもが産まれるとか。そしてそのこどもがバカ大きくて、ルーティア(エルフ)は出産するたびに股の関節が外れる。つまり一日で何匹も股が避ける想いをしながら淫魔を出産させられる、これまた痛々しい。唯一の育苗エンドなのでけっこう気に入っている。ルーティアというキャラが普段は高貴で気高い性格だから産みたくないと拒絶しながら泣き叫ぶところがギャップがあって映えている。
VSゼノビートル
1章でおなじみのカブトムシの角でお尻の穴から口に貫通してお亡くなりになる。貫通による死を恐れて言葉が通じないカブトムシに懇願するルーティアは普段の気高い態度とギャップがあって映える。
VSゼノエント
1章でも出てきた淫魔。触手で脳改造されクスリで身体が草本化してしまう。ルーティアは毎回のように触手で脳改造されてほんとにきつそう。ただ死ぬのではなく草本化というところが強烈、恐ろしい。
VSゼノゴーゴン
ヒルデガルドは国王の座をゼノゴーゴンに奪われてしまう。ヒルデガルドとミレイユの2人で手足を石化させられて貴族たちの前で肉便器にされる。国を完全にのっとられ、ヒルデガルドの愛するミレイユも奪われ、そして死ぬことも許されない、ヒルデガルドの完全敗北感が強くて好き。
VSゼノシャドウ
淫魔の能力によりミレイユの身体をのっとられ、ヒルデガルドと強制的にえっちさせられる。ミレイユのヒルデガルドを好きな気持ちを踏みにじり、射精したらミレイユの身体を操ってヒルデガルドをミレイユ自身に殺させて精神崩壊する。肉体的はもちろん精神的に犯してくる淫魔の戦術は畜生で良い。
VSゼノフリート
炎の触手を膣に挿入し身体の内から燃やし、炎の触手で胸を責めて身体の外も燃やす、えっちシーンというより拷問。よく精液が熱いと表現されるけどこれはガチで熱いもよう。
VSゼノフレイア
エルフの力を無効化され触手で耳と膣を責められる。仲間のエルフの前で屈服宣言させられ脳みそを吸われてしまう。またもやルーティアの脳プレイ、何度見てもエグい。
セシリィ・ノエイン敗北
淫魔にヒルデガルドの国がのっとられて淫魔が他国を侵略する。1章で登場したエデンズリッターのセシリィとノエインの国が負けてしまい、セシリィとノエインは捕虜となる。
セシリィはゼノリーチというヒルによって弱点の胸を触手責めされ母乳を出しながらアヘって負けを認め捕虜になる。さらにヒルは乳首の中にまで侵入する、乳首内侵入はやっているのか。その後は貴族の肉便器になったりエデンズリッターのエネルギーを提供する人形になったり。
ノエインは淫魔の長に一騎打ちを挑むも負けてしまい、弱点のお尻を責められて脱糞しながらアヘる。その後はお尻の穴に触手を入れられた状態でオークと毎日戦わされ、負けたら犯され淫魔たちの見世物になる。
最期は2人仲良く触手で淫魔にエネルギーを吸い取られお亡くなりに。最後まであきらめずに抵抗するも快楽に負けちゃってアヘ顔が光る。この敗北BADエンドは1章のキャラをうまく登場させて1章にはない味がでていて良い。この敗北BADエンドみたいに一つの敗北BADエンドの中で何個かのえっちシーンを連続してくれるともっと敗北BADエンドの面白さがあがると思う。一つのえっちシーンで終わりでは味気ない。
VSレゾフュア
敵ボスによって身体をのっとられたヒルデガルドはルーティアを倒し、魔力ではやしたペニスで種つけしエデンズリッターのエネルギーを吸う。のっとったヒルデガルドの脳内情報からヒルデガルドがルーティアを好きな気持ちを知り、そしてルーティアの態度からルーティアもヒルデガルドのことが好きな気持ちを察して、2人の気持ちを踏みにじるためにルーティアをのっとったヒルデガルドのオンナにする。曰く「愛した相手との子をなすために愛した相手を殺した仇のものとなる」ことで屈辱を味わわせるらしい。寝取りの部類の入るのだろうか。だとしたら結構シコい。
〇総評
1章や1章外伝に比べて、シナリオもエロも少々路線変更している。エデンズリッターが3人いてフルプライスになっているけれど、結局話の展開としては1章とそれほど大差なく、そして最後までプレイするとミレイユ(メイド)とヒルデガルド(王)2人の話でルーティア(エルフ)が仲間外れになっているとわかり、エデンズリッター3人を十分に活かせていなかったように感じる。戦闘演出とエロの高さは顕在で、普段気高く強気な女をアヘらせたい人にはドストライクでしょう。
私はメインヒロインのヒルデガルドよりもミレイユ(メイド)とルーティア(エルフ)のほうがキャラ的に気に入っているのにミレイユは最後フェードアウェイしちゃうしルーティアは蚊帳の外にされるのであまり満足度が高くない。
DMM購入
コメント
こんばんはーメーカータグ
ありがとうございます!
コーラガムさん、コメントありがとうございます。
スマートフォンからだと見えませんが、PCから見ていただくとサイドバーにメーカータグがズラーと並んでおりまして、メーカー名ごとに五十音順→アルファベット順になっていますので機会があれば利用してください。
メーカータグ付け作業は面倒でしたが、自分がどのメーカーの作品を多くやっているのか、いままで漠然とでしか把握してなかったものが数字として正確に把握できるようになったので、やってよかったと思ってます。