- プレイ時間 6時間
- ジャンル 抜きゲ―・寝取られ・人妻
- エロ度 ★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 11回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
前半→前作でも登場した元上司に妻が寝取られる(未遂)
後半→同僚の教師に妻が寝取られる
〇よかったところ
寝取られHの臭わせ方
前作同様、最初は主人公目線で一部始終を見終わって、後にヒロイン目線で真実が明かされる、寝取られとしては理想的な形態をとっている。主人公目線で寝取られHの臭わせ方が上手だったので、具体的にどのような場面があるのかを紹介していく。どこでどんな寝取られHしているんだろうなーと色々妄想が楽しめますね。
- ヒロインが時間指定した宅配便の不在票が入っていた
→その時間帯になぜかヒロインは家にいなかったor家にいたけどなぜか宅配を受け取ることができなかった?
- いつも主人公より先に帰っているヒロインがいない
→ヒロインはアルバイトなので残業という可能性はほぼないのに。
- ご飯が市販の弁当になる日がある
→家計に負担をかけまいと、いつもは手作りご飯なのに。
- 同僚教師のジャージが朝と異なる
→なぜ着替えた?ジャージのズボンを汚すようなナニカをしていた?
- ヒロインが主人公以外のお弁当を作っている
→誰のために作っているのだろうか?
- 上半身裸で汗だくになっている同僚教師
→なぜ上半身裸?そしてなぜ汗だく?室内でどんな運動してんだ?
- 校内でヒロインが制服を着て同僚教師と一緒にいるところに遭遇
→なぜ制服を着ている?本人は主人公が先生をしている姿を見たいというが、同僚教師にそんなコスプレ姿を晒してまで・・・?
- 朝起きたらなぜか主人公の家で寝ている同僚教師+なぜか温かいお風呂
→泥酔した主人公を送ってくれただけというが・・・?朝なのにお風呂が温かいということは朝方だれかお風呂に入ったということ?
ヒロインがHできない理由
前作でも登場した地主に処女をささげ、快楽を植え付けられ、他の地元の女同様に淫乱の血が流れていると思い知らされたヒロイン。主人公への愛情が強すぎるがゆえに、自分がこれほど淫乱だと知られたら、主人公に幻滅されるかもしれないと怯えた。よって、快楽を感じてはいけないと極度に性への欲望を抑えつけた結果、主人公をはじめ、一切挿入Hができなくなるという設定である。
この設定はヒロインが寝取られる根拠を強くする。好きな相手には全てを知ってもらいたいというのが理想だが、現実はそう都合よくいかない。夫婦であっても、お互いに全てを知っているか・さらけ出しているかと言われても、おそらく大抵の人は他人には言えないことの一つや二つはあるだろう。逆に、お互いの愛情が深すぎるがゆえに、自分の醜い部分を見られたくないと思うのは至極当然である。好きすぎるがゆえに嫌われたくない、その愛情の深さの隙をつかれて寝取られていくという手法は見事であり、なんともやるせない気持ちになる。
また、概要にも書いたが、本作は大きく前半と後半で分かれている。前半の元上司編では、ヒロインは結局挿入Hができないまま寝取られを回避でき、メインとなる後半の同僚教師編で、ヒロインは挿入Hができるようになる。元上司と同僚教師の差は、ヒロインにどう思われていたかである。前作より、ヒロインは元上司のことがかなり嫌いであり、嫌いな人にも自分の醜い部分(=弱い部分)を見せたくないと思うだろう。しかし、同僚教師はヒロインにとっては好きでも嫌いでもない、つまり無関心の対象である。好きでも嫌いでもない人にはどう思われても構わないのはみんなそうだろう。よって、同僚教師には臆することなく自分の醜い部分をさらけ出すことができたというわけだ。最初は元上司に脅されて仕方なく肉体関係をもったヒロインだが、徐々に同僚教師の都合の良さにハマっていき、挿入Hができるようになる理由が非常にしっくりくる。
また、この設定のおかげで、挿入Hに到達したときの達成感・エロさが上がったり、ただのエロシーンかさましのためではなく、アナルHがきちんとした意味をもって存在しているところが良い。
先生・生徒のロールプレイの意義
同僚教師とのHは合計5回あり、そのうち先生と生徒のロールプレイHが3回を占める。最初は単純に同僚教師のJK好きな性癖のためにおこなっていた。
しかし後半では、ヒロインが主人公に対する罪悪感・重圧・プレッシャーから一時的に逃れ、快楽に集中するため、積極的に生徒役を演じる。確実に罪悪感を持っているのにそれでもHはやめられない、寝取られHの背徳感を醸し出いている。
寝取られH
元上司のねちっこい愛撫で絶頂させられる
元上司がヒロインを脅して肉体関係を持つ最初のH。前作同様、キスだけで1時間はかけるねちっこい責めは顕在。ヒロインは元上司のことが嫌いであり、口では「嫌い」だの「あんたの愛撫で感じるわけがない」と威勢が良いが、元上司のねちっこい愛撫により、態度と気持ちとは裏腹に絶頂してしまうヒロインが可愛い。
頬を赤らめて息遣いが荒く、見た目は完全に絶頂したことが丸わかりなのに、絶頂を認めない頑固で強気なところが嗜虐心をそそられてエロい。
夫婦の寝室で元上司と素股
ヒロインは挿入Hができないため、素股で代用する。元上司は何が何でも主人公に絶望してほしいため、ヒロインとのHを映像におさめる。夫が仕事をしている昼間に、夫婦のベッドで人妻を犯す、最高のシチュエーションである。素股後に股間から垂れる精液のアニメーションもあって、さらにエロい。
主人公が授業をしている時に同じ敷地内でアナルH
同僚教師との最初のH。主人公が懸命に授業している最中にヒロインは間男とHしている、寝取られの背徳感が良いシチュエーションである。挿入Hはまだできないので代わりにアナルHで代用。ヒロインが絶頂した後に、枕に顔を抑えつけて声を我慢し、絶頂による痙攣をおこしているところや、アナルH後にアナルから精液が出てくるアニメーションがエロい。
主人公の家で一晩中H
泥酔した主人公を送る名目で主人公の家に来た同僚教師。ここでヒロインは挿入Hができるようになる=初めて挿入Hを同僚教師に許す。この場面で特に良いのは、ソファーでの正常位→ソファーで後背位→床で寝バック、と一夜掛けて移行していくのだが、ヒロインの二つ結びが片方ずつほどけていき、最後には髪を完全におろした容姿になる変化である。髪がほどけるほど激しく感じていたという証であり、エロさを象徴する。
また、寝バックは特にエロい(私が好きなだけ)。絶頂させず散々焦らしておいて寝バックの態勢になったらヒロインに挿入をねだらせるシチュエーションは間男してるなーと実感できて良い。
主人公が授業していた教室で制服H
人妻に制服を着せてHするだけで飯3杯はいけるシチュエーション。ただの空き教室ではなく、主人公が懸命に授業をしていた教室でHすることで間男の優越感を味わえてポイント高い。近くに誰かがいるかもしれないとか、夫の職場だとかそういうことを一切気にせず、ただただ間男が与える快楽にのみ集中して淫れ喘いでいるヒロインがエロい。
〇よくなかったところ
前作プレイしなくてもOK、なんてことはない
商品紹介で「今作からでも問題ありません」なんて書いてあるけど、本作はバリバリの続編である。「さまぁ☆ソルト2」と銘打つべき。以下その理由。
1.主人公にとってヒロインがどれだけ大切かに共感できない
この主人公はヒロインが同僚教師とHしている場面に遭遇してもヒロインを非難することなく全てを受け入れる。前作をやってない人からすると、ただただメンタルの強いやつ程度にしか思えず、あまり共感できないだろう。しかし、前作をやっている身からすると、主人公にとってこのヒロインはただの妻程度の存在ではないことを知っている。主人公が無職になって疲弊していた時に心に活力を与えてくれたり、前作で恋人が他の男に取られて絶望していた時に支え助けてくれたりと、前作で2回も助けてくれた、まさに命の恩人が本作のヒロインなのだ。前作のヒロインに比べ、恋人と妻という表面上の違いだけでなく、関係の濃さが格段に異なる。この前提があるからこそ、そんな深い関係にあったヒロインが他の男とHしていたと知った場面の胸糞悪さが上がっている。
2.ヒロインにとって主人公がどれだけ大切かに共感できない
前作で、ヒロインも主人公の存在に助けられており、ヒロインにとっても主人公は恋人や夫婦以上の関係であり、自分の人生を変えてくれた恩人である。基本的には、前作でも登場した元上司に、「不思議な神社の力で主人公の存在を消されなくなかったら言うことを従え」という脅しが起点となり、ヒロインは寝取られていくのだが、前作をやってないと、その脅しに従うヒロインの気持ちにあまり共感できないと思われる。
3.神社の力ってなんだよ
寝取られの脅迫材料で頻繁に登場する。前作をやっていない人からすると、何このチート能力と怒りたくなるだろう。
同僚教師が普通にいい人すぎて困る
バスケ部を全国常連にきたえた名将。その実績をかわれ、バスケ部顧問以外の仕事を免除され、日中はぐーたらしたり、軽度のセクハラをしてもおとがめなしのため、他の先生からの評判が悪い。しかし、実は割といい人であり、間男としては大人しすぎるぐらいだ。
- ヒロインにマッサージを迫るけど、マッサージは本当にプロ級
- 後輩(主人公)の悩みを真摯にきこうとする
- 生徒に発情してセクハラはよくするけど、いままで実際に手を出したことは一度もない
- ヒロインと初めて関係を持つときは何度もヒロインに確認をとる
- ヒロインが嫌がることはしないし、主人公にバレないように努める=危険をほとんど犯さない
- ヒロインが関係をやめたいと言ったら、ちゃんと退いてくれる
- 宣言通り、ちゃんと挿入Hができるようにする
元上司くらいの鬼畜さがあると、間男としては箔があって良いんだが。
ヒロインの方から間男を誘惑する
私は寝取り寝取られジャンルで、どのようにヒロインとコンタクトを取るか、どうやって関係を持つかを間男が工夫しているところが好きである。本作では、初期段階でヒロインと同僚教師はほとんど接触がないため、どうやってコンタクトを取るのかと期待に胸を膨らませていた。しかし、ふたを開けてみれば、元上司の命令でヒロインの方から強制的に同僚教師とコンタクトを取らせる始末、何の工夫もなし。同僚教師からすると、まさに棚から牡丹餅展開で私は萎えた。
〇総評
ヒロインとの関係がより深くなったことで、前作「さまぁ☆ソルト」よりも胸糞悪さが上がっている。が、私は前作の方が好みでした。なぜなら本作のヒロインは人妻と学生の中間みたいな中途半端な立ち位置にいるから。あと、新しい間男である同僚教師が普通にいい人で、元上司や地主よりも間男インパクトに欠けるため。寝取られと浮気の境目は難しいところですが、見る人によっては浮気モノになる気がする。必ず前作はやりましょう。
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