- プレイ時間 4時間
- ジャンル 母親
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 32回
- Hアニメーション 7回
- バックログからのシーンジャンプあり
〇概要
主人公が一人暮らしを始めたことをきっかけに、母親ロスで寂しくなった息子が母親を積極的に求めるor息子ロスで寂しくなった母親が積極的に息子を求める。
〇よかったところ
母親を堕とそうと責める主人・抵抗する母親
本作は息子が母親を積極的に求めるルートと母親が積極的に息子を求めるルートの2つがある。ここでは母親目線もある前者ルートでの話。
母親を一人の女として好きになってしまった息子は事故を装って何度か母親に抜いてもらったものの、やはり母親に迷惑をかけてしまうことに罪悪感を持っていた。しかし、ある帰省した日の晩に、母親が息子の名前を言いながら自慰行為しているところを目撃する。
自分と母親は同じ気持ちだから母親に迷惑をかけることはないのだと悟った息子は自分の感情を開放し、自慰行為をしている母親を襲う。息子は母親自ら「弱いから責めないで」と言ったGスポットや子宮口を責めて母親を感じさせようとする(弱点を自ら言っちゃうあたりが可愛い)。
対して母親は「ダメ」と連呼しながら快楽と母親として息子とのHで感じてはいけないという倫理観のはざまで葛藤する。このように感じさせようとする主人公と、感じてはいけないと抵抗する母親、反する構図がエロい。最初からノリノリな母親じゃ堕とす快感がなくてつまらないしね。葛藤しているシーンは本当に大事で、葛藤して快楽を必死に我慢しながらそれでも感じちゃう、この過程が重要。
このルートの主人公はかなり積極的で、母親が中出しを拒絶するけど無視して中出しする(というか外出しもゴムも1回もなし)。無許可中出しはやはりエロい。最初から母親堕とす気まんまんの主人公好きよ。中出しした後にま〇こから精液が逆流するCGもあり、よりイケナイ中出しをしてしまった実感がわいてエロい。
この一晩のHを経て、母親の身体はすでに主人公に堕ちたが、母親の心はまだ堕ちていない。そのため、Hをしたにも関わらず元の親子関係でいようと、母親はいつも通りにふるまう。そこで、母親だから息子とのHで感じてはいけないという倫理観から解放するために、主人公は母親をもっと快楽で打ちのめそうとし、朝ご飯をつくっている母親を襲う。口では「Hをしないで」と言っているのに、顔はめちゃくちゃHを誘っているような顔の母親好き。
このHシーンでも母親は「ダメ」というが、それは弱点を責める息子に対して「ダメ」と言っているのではない。昨晩の激しい息子の責めで、母親の身体は既に堕ちており、主人公とHすることに対しては既に認めているから。したがって、「息子とのHで感じていることを認めること」「心まで堕ちて母親ではなくなること」に対して、つまり母親自身に対してダメと言っており、自分を律するための言葉なのだ。母親の「ダメ」という言葉の意味が変わっていくところがとても好き。
母親は元の親子関係には戻れなくなることを恐れて快楽を必死に我慢するけれども、身体は息子とのHで悦んでおり、身体と心のギャップがエロい。「いじめちゃいや・・・」とか「お母さんでいられなくなっちゃう///」なんて蕩けた顔で言われたら、いじめてお母さんでいられないようにしたくなるわ。
嫉妬して初めて息子が好きだと気付く母親
なんとか心までは堕ちないように踏ん張っていた母親だが、ある日息子が恋しくなって息子のアルバイト先に行く。そこで、他の従業員の女性と仲良くしている息子を目撃し、よくわからんけどモヤモヤする気持ちが募り、息子に強くあたる。今後背徳関係に悩む必要がなくなってめでたしめでたしのはずなのに、どうしてか心が痛み、無理して息子のことを祝福しているシーンが辛い。
息子が説得のために母親を激しく抱くことで、母親がモヤモヤしているのは息子に嫉妬しているからであり、息子のことが好きだと、息子を独占したい本当の気持ちに母親が気づく。いままで散々息子との背徳関係に悩み認めないようにしていた母親が、自分の気持ちに正直になってHに応えてくれるこのシーンは大変エロく素晴らしい。
animのこのシリーズはこれまで息子と母親の2人しか登場せず、他の女キャラは一切登場しなかった。しかし、本作ではバイト先の女キャラを母親の嫉妬の対象として登場させることで、母親の心が堕ちるシーンが際立って光っているし、母親が堕ちる説得力も増す。前シリーズ「いつまま」から大きく進歩したところはおそらくここ。
散々抑え込んでいた反動で、自分の気持ちに素直になって解放された母親はドエロくなる。息子が買ってきたエロ下着をつけて、「孕ませて」「妊娠させて」「精子と卵子を結びつけてほしい」などエロ発言全開。両極端なギャップが良い。
2回妊娠
気持ちを抑えていた反動のせいか、1回の妊娠で満足できずに2回も妊娠するラブラブっぷり。2回目の妊娠は、赤ちゃんの世話に忙しくHできなくなって欲求不満になった母親のほうから息子を誘ってきたHで妊娠している。息子よりも母親のほうがHに積極的になっているという変わりようが良い。息子に興奮してもらえるようにと、裸エプロンで誘ってくる母親がエロ可愛すぎる。
指輪&ウエディングドレスH
「いつまま」6作目においてウエディングドレスHがあったときに、「ウエディングドレスは夫とのものか新しく買ったものか」というくだらない考察を私は以前書いた。その願いが叶ったのかはわからないけど、本作では母親と断捨離している最中に夫との結婚式で着たウエディングドレスが出てきて、その流れでウエディングドレスHに移っていることからわかる通り、しっかりと作中で「夫とのウエディングドレス」と描写されている。これは私的にポイント高い。
母親がウエディングドレスを着てくれた流れで主人公は母親に指輪を渡すのだが、わりとしっかりした指輪をなんとペアルックで作っている(さすが大学生、金がある)。今までのシリーズとは格が違う、主人公の本気感が伝わってくる。そして私が長年欲していた、指輪をはめるちゃんとしたCGも描かれている。
母親目線では、ウエディングドレスを着て主人公から指輪をもらってはめてもらうときに、夫への謝罪と感謝と決別の心情が描かれている点もポイント高い。母親目線を活かせている。
ウエディングドレスは夫とのもの、夫への謝罪と決別の母親心情描写、ペアルックのガチ感満載の指輪、これだけお膳立てされてウエディングドレスHがエロくないわけない。メインルートの主人公は責める傾向があり、このHシーンでも徹底的に焦らして、母親からエロいおねだりをさせるところが特にエロい。
「こんなH初めて」「身も心も息子のもの」「息子を産んだ場所」など息子目線寝取りを刺激するキーワードがいちいちエロくて困る。おまけに夫とのウエディングドレス+夫のではない結婚指輪装着というシチュエーションが相乗効果でさらにエロい。
母親に甘えるルート
これまで息子が積極的に母親を求めるルートについて書いてきたが、ここでは母親が積極的に息子を求める方ルートについて書く。このルートでは息子は母親に遠慮して、逆に母親のほうが息子を積極的に求めており、息子に甘えてほしがっている。
息子の成長を嬉しいと思う反面、手がかからなくって寂しいという気持ちもある、親心あるあるだろう(親になったことないけど)。息子が母親に依存していたというのはよくあるけど、母親のほうもいつのまにか息子に依存していて、共依存関係にあるというのは良いよね。夫がいたらまた違ってくると思うけど。
ということで、息子がしてほしいことは例えHなことだろうと何でも母親はしてくれるようになる。このルートは片方のルートに比べてまったりしており、母親と純粋にいちゃいちゃしている。一緒に同じ布団で寝て、朝起きたら朝立ちの処理をしてくれて、通い妻みたいに一人暮らししている部屋に来て掃除や料理をしてくれて、一緒にデートに行ってくれる。
こっちのルートで一番良いと思ったHシーンは脚コキ。脚コキ自体が特別よかったわけではなく、そこにいくまでのシチュエーションが良かった。通い妻みたいに息子の一人暮らし部屋に掃除&料理のためにきてくれた母親は、ある日息子部屋でエロ本を見つけてしまう。それでエロ本に移っている若い女性に嫉妬して、息子をエロ本の内容通りの脚コキで責める、そういうシチュエーションである。本作の母親は嫉妬してくれるところが本当に可愛いくて仕方がない。
だいぶ頑張って動くようになったHアニメーション
「いつまま」1作目では本当に申し訳程度しか動かなかったHアニメーションだが、本作ではかなりぬるぬる動くようになった。それでもまだカクカクしている感は否めないし、ちょっと動きすぎて逆に不自然な感じにもなっている。Emoteはいつのまにか不自然だと感じなくなるレベルにまで向上したので、Hアニメーションもその域に達することを願っている。
〇よくなかったところ
新シリーズ要素がない
公式サイトでは「いつまま」から「いつママ」へ新シリーズ!なんて言っているけれども、蓋を開けてみれば前シリーズ「いつまま」と根本はほとんど同じ。「いつまま」の6作目と比較すると、全体のHシーン30⇒32、主人公目線でのHシーン18⇒20、母親目線でのHシーン12⇒12となっており、回想におけるHシーンの数はそこまで変わっていないことがわかる。大きく変わったのは値段くらいかな。
ここで、「いつママ」を新シリーズらしくするための提案を一つしたい。前シリーズ「いつまでも息子のままじゃいられない」は、その名前からわかる通り息子目線でのタイトルである。魅力的なママに対して我慢ができなくなり、母親の息子のままではいられなくなり、母親の彼氏や夫という存在になりたいと思う息子の気持ちを汲んだタイトルだと考えられる。
対して、新シリーズ「いつまでも息子のママじゃいられない」は母親目線のタイトルである。息子に女として求められることで、忘れていた女の部分が目覚め、息子を一人の男として見るようになってしまい、息子の母親のままではいられなくなり、息子の彼女・妻という存在になりたいと思う母親の気持ちを汲んだタイトルだと考えるのが自然である。したがって、新シリーズ「いつママ」は最初から母親目線で物語を展開し、おまけとして主人公目線を追加するのはどうだろうか。つまり、主人目線がメインで母親目線がおまけだった構図を逆にするのだ。そうすれば前シリーズとの差別化ができるだけでなく、シリーズ名通りの作品内容に仕上がると私は思う。
お触りタイムいらない
母親の身体をクリックすると、クリックした場所に応じて母親が反応してくれる。といっても大して種類があるわけでもなく、新しいCGが見れるわけでもなくひたすら虚無タイム。前シリーズではこのお触りタイムはあったりなかったりしていたが、なぜ新シリーズで復刻してしまったのか。評判がよかったのか。私はいらないと思う。悪質なのはこのお触りタイムがHシーンの回想の一つになっていること。変な水増しやめて・・・
〇総評
新シリーズ要素はないものの、私が欲しいと思っている要素はだいたい完備していて満足できた。特別天然でもなく、教育ママでもなく、清楚すぎるわけでもなく、おばさん過ぎるわけでもなく、かしこまりすぎているわけでもなく、絶妙な距離間を保っている家族っぽさがあるのに可愛くて綺麗、まさに理想のママでした。Animのこの制作ラインは作品の軸がぶれることなく、安定したクオリティの作品を定期的に出してくれるので、私にとっては大変ありがたい。
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