- プレイ時間 10時間
- ジャンル 抜きゲ―+キャラゲー・純愛
- エロ度 ★★★
- 満足度 ★★
- えっち回想 52回
- バックログからのシーンジャンプなし
- えっちシーンにアニメーションあり(6回)
〇概要
好きな女の子がオタク嫌いだったから脱オタした主人公が、常時発情してるような変態肉食系ヒロインたちからえっちなアプローチを受けて流されまくって、最終的に主人公がオタクに戻るお話。
〇よかった点
1)タイトルセンスの斬新さ
「リアルエロゲシチュエーション」えっちげーむ自身がこんな名前をつけるなんて斬新すぎる。さぞかしエロゲのメタ発言とエロゲディスりが目白押しなんだろうなと思ってタイトル買いした。しかし実際は。。。
2)SD絵が可愛い
合計9枚(差分除く)どれもかわいらしい絵柄で、ふつうの立ち絵よりもこっちの方がよい印象をうけた。
3)女の子に迫られる
えっちシーンのシチュエーションとしては、基本的にヒロインが上で、主人公は受けが多め。迫られること自体は好きなのだが、ヒロインの変態度が高すぎてちょっと気圧される。
4)目♡
えっちかわいい。痴女くさいが。
5)お尻がえっち
好きな構図。
〇よくなかった点
1)申し訳程度のクオリティのひくいえっちアニメーション
動きがぎこちない。断面図との動きが微妙にずれている。クオリティの低いアニメーションつけるならない方がまし。動作が重くなるだけ。擬音アニメはよかった。アニメーション目当てで買うのはやめた方がいい。
2)「リアルエロゲシチュエーション」とは何だったのか
公式サイトによると、「リアルでエロゲちっくなシチュエーション」と書いてある。
では、エロゲちっくなシチュエーションとは何か。ある人は「お互いの想いが通じ合って行う初めての純愛エッチ」と言い、ある人は「女の子を縛って無理やり犯す」と言い、またある人は「えっちの時にえっちの状態を実況してればエロゲっぽい」と言う。
つまり、純愛ゲ―ばかりやってる人・抜きゲ―ばかりやってる人・ハードエロゲーばかりやってる人など、人によって「エロゲっぽい」シチュエーションは異なるのだ。
本作の満足度を分けるのは、本作が考える「エロゲっぽい」に共感できるかできないかだと私は考える。そして私はあまり共感できなかった。全然リアリティないし。メイン3人が主人公と同い年の設定自体がまずエロゲとしてどうなんだ。後輩・同学年・先輩が鉄板なんじゃないか。それで「リアルエロゲシチュエーション」とは笑わせる。
反対に、エロゲっぽくないシチュエーションは何か。恋人たちがするようなオーラスセックスはエロゲっぽくないのかといえば、そうじゃない。エロゲがそのシチュエーションを扱えば、それはエロゲシチュエーションになりえる。つまり、エロゲっぽくないシチュエーションなんかない。
そこで、本作で言うところの「エロゲシチュエーション」とは、「エロゲちっく」ではなく、「非現実的」なシチュエーション=「アブノーマル」なシチュエーション=「少数派」のシチュエーションを指していると私は考える。
- お弁当に精液ドレッシング
- コスプレプレイ(けっこう多い)
- 緊縛プレイ
- あなるセックス
- 3P
- 彼女とエロゲしながらそのシチュエーションを再現
- 彼女が両手口に使用済みコンドーム加えながらセックス
- 授乳手コキ
- 壁穴フェラチオプレイ
- 露出犬プレイ
などなど、実際に挙げてみると、現実ではまずやらないだろうと思われるシチュエーションであふれてる。本作制作人の考える「エロゲっぽい」とは恐らく「非現実的」なのだ。
また、私の期待してた、エロゲのメタ発言&エロゲディスりについては、多少はあったが、それでもおまけ程度。本作の中心ではない。
何言ってんのこいつ(笑)
3)瞬きアニメーションがうざい
大げさに言うと、2秒間に1回は瞬きする。スクショが撮りにくいったらこの上ない。
4)文字が読みにくい
ピンクの枠組みの文字にピンクのウィンドウってどういうことだ。さらに文字が小さく、読みだけで疲れる。どこの魔女こいにっきだよ。
5)肝心のえっちシーンが全体的にあっさり
えっちシーン1回あたり主人公の射精はせいぜい2回+若干早漏気味ですぐ終わる。1キャラあたりのえっちシーンの数は多いけど、1回あたりの密度が小さい。
6)主人公流されすぎでイライラ
人の気持ちは簡単に変わるものじゃない。ましてや、変えられるものではないーー。
__主人公
この主人公、ひとめぼれした某ヒロインのために脱オタしたくせに、えっちで積極的なヒロインたちに迫られたら、すぐ気持ち変えたよね????????????????(#^ω^)どのルートいっても脱オタから脱してオタクに戻ってるし、主人公の意志が感じられない。完全に脱オタしてそのまま終わるヒロインのルートがあってもよかったのでは。
〇総評
タイトル負けしてる作品。「てにおはっ」と「ももいろクローゼット」を足して2で割ったような感触がした。思ったほど絵が入ってこなかった。単純にオタク同士の恋愛が好みじゃない。アブノーマルなシチュエーションで、変態肉食系ヒロインに迫られて流されたいという、完全受け身姿勢が好きな人向け。公式サイトのポイント見て股間にきたら楽しめるでしょう。ポイントそのままぐらいしか本作の良い点がないから。
↑↑↑まさにこれ↑↑↑
DMM購入
〇心に残った台詞
「そもそも『貧乳』という言葉が悪いッ!明らかにスケベな男目線で付けられた、男尊女卑の象徴っ、蔑称じゃないか!」
「だからあたしは世界に提唱したい!これからは慎みのある胸・・・『慎乳(しんにゅう)』と!そう呼ぼうじゃないか!」
__みる
巨乳の反対が貧乳はたしかにおかしいと思ってた。