- プレイ時間 22時間
- ジャンル シナリオゲ―+抜きゲー+キャラゲー・純愛
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★★
- えっち回想 21回
- バックログからのシーンジャンプあり
ネタバレ注意
〇概要
リアライブという仮想世界のゲームを通して、主人公とヒロインたちが辛い現実に立ち向かう強さを手に入れる。
〇パンスト
1キャラ、CG3枚、パンスト脚コキと破きでえっち2回。歌夜先輩はキャラ的に好きなんだけど如何せん貧乳だからちょっと。貧乳だとインパクトが弱いからパンスト属性つけましたーって感じがする。
〇シナリオに関して
咲月ルート
人間は過去ではなく現在に生きているんだよってお話。
咲月は大切なもの=妹を守れる人に生まれ変わるためにアライブをプレイする。しかし、妹はすでに災害で亡くなっていた。咲月は妹の死を受け入れられずに妹と過ごす「過去」を守るためにリアライブをプレイしていたことになるけれど、主人公との恋を通して、守るべきは亡くなった妹と過ごす「過去」ではなく、恋人の主人公と過ごす「現在」であり「未来」であると気づく。
正直、リ・アライブというタイトルから登場人物の誰かは実は死んでました展開がきてもおかしくないと思っていたが、妹と死別の場面で露骨に無理やり泣かせにきてる感じがしてちょっとひいた。
あと、幼馴染というのは仮想世界の設定で、実は幼馴染でもなんでもないという展開は、すべての幼馴染好きの人に謝ったほうがいいと思う。
歌夜ルート
自由がほしかったはずなのに、恋愛という不自由なものに魅了されたお話。
歌夜はお嬢様で、小さいころから父親の操り人形だったため、自由のない現実から逃げて逃げまくって、自由を求めてアライブをプレイする。その逃避先で初めて友達ができて恋人ができて、歌夜は初めてを体験して楽しい時間を過ごして成長する。
逃げちゃだめなんて言われるけど、ときには逃げることも必要であり、逃げた先で得るものもあるということを主張してくる珍しいお話だと思う。(逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだのシンジくんはもう古いのかも)
とにかく歌夜がかわいい。いろいろ小さいのに態度だけは大きく捻くれた性格をしているけれど、中身はとても優しい。ツンツン素直じゃないけどわかりやすい態度をしているキャラにオタクは弱い。
個別ルートの3分の1くらいはゲーセンで主人公と対戦ゲームしてるだけなんだけど、対戦前に「けちょんけちょんにしてやるわ(ドヤ」と自信満々の得意顔なのに、主人公負けると本気で悔しがって泣き顔になるのがほんとかわいい。
やっぱりボッチヒロインは神だってはっきりわかんだね。
眠ルート
優秀な親を持った子の苦悩と、親のこどもへの愛情の深さを感じるお話。
内気な性格から生まれ変わりたいと願いリアライブをプレイする。眠が内気な性格になってしまったのは、幼いころから優秀な役者だった母親と常に比べられて育って母親にちょっとした憎しみを持っているから。
そして役者だった母親が無理をして声がでなくなり唄えなくなってしまったことを自分のせいだと、平凡な自分が唄えなくなった優秀な母親のかわりに唄うことは母親を傷つける行為だと思っているから、彼女は自信をもって唄えない。
たしかに眠の母親は眠の同じようなことを思い、不条理な現実を憎み眠を嫉むこともあったが、それでも親だから、自分の娘だからすべて許せるのだという親の愛情の深さを見せつけられた。親子の話はやはり良いものだ。
眠ルートではミッション内容がわかりやすく、自信をつけるために水着姿をみせろとか下着姿をみせろが良い。恥じらってもじもじしながら見せるシチュがグッド。
キャラ的には主人公好き好きオーラを自然と発信しまくっている天然でまぁ見るからにかわいい。
みなとルート
好きと嫌いは表裏一体であって本質的には同じだよってお話。
みなとの母親は優しい性格から過去に詐欺にあって精神を病んでしまい、娘であるみなとのことを忘れて無関心になってしまった。これがトラウマとなり、みなとは人のことを信じられなくなり、人に対して素直に優しくできないあまのじゃくな性格になった。
でもほんとはかなりの寂しがり屋で、なにより無関心と孤独を恐れる。どれだけ無下に扱っても折れることなく接してきて、自分の思い通りに踊らされない主人公にムカムカしながら、そのムカムカが自然とドキドキに変わってくる。
でも一度経験した大切な人から忘れられる悲しみと痛みを恐れて、なかなか主人公のことが好きだと素直に認められない。主人公のことが好きな自分と主人公のことを認めなくたい自分で葛藤して、心がぐちゃぐちゃになって悩みもがくみなとの様子が印象に残る。
みなとは「大っ嫌いで・・・大好きなの・・・!」という言葉にすべての魅力がつまっている。嫌い嫌い言いながら、主人公のことをガチで好きになり始めるとラブラブ度が一気に高くなるギャップが良い。
あとSD絵のメイド姿がかわいかった。
レヴィ(グランド)ルート
記憶喪失だった主人公が過去のことを思い出す種明かしルート。
みんなで旅行に出かけたバスが事故って重症になることや、その事故による重症というつらい現実に直面しても生きる強さを手に入れるために夢(仮想)の世界でそれぞれのトラウマを克服することはどこかで見たような展開だと感じたが、惹きはよくできていて最後まで一気に読み進められた。
このルートでは兄である主人公を同時に好きになってしまった双子の妹の三角関係がメインになる。最後の選択肢で一羽か二葉のどっちかを主人公が選ぶ場面では、かなり真面目に選択肢を悩んだというのに、最初からどっちも選ぶの選択肢しか選択できない点は納得できねぇ。
一羽を選ぶ=現実に生きる、二葉を選ぶ=仮想世界に生きる、ことをそれぞれ意味していて両方助けることはできないという主人公の究極の選択っぽかったのに、結論は現実と仮想世界をリンクさせ同じにする技術MRを生み出して、一羽も二葉も両方救うだからなぁ。みんながハッピーエンドになる綺麗な終わり方ではあると思うからいいけど。二人の妹は結局のところ主人公の妹であり家族だからどっちも捨てられるわけないわな。
双子の妹が背中合わせになって一時的に別れをつげるシーンは当たり前だけど印象深く良かった。
キャラ的にはレヴィに変態変態言われるのが快感でした。
〇エロに関して
満足度★★★★★の最大の理由。
克さんとむちゃさんの複数原画だが、克さんが担当したと思われる眠・みなと・レヴィとむちゃさんが担当したと思われる咲月・歌夜でえっちシーンのエロさが違いすぎる。克さんが担当したキャラでは、えっちシーンの見せ方が上手だと比較してすぐわかる。
突き刺さるシーンが多すぎる。以下詳しく。
- 主人公がスライムになってスライム触手えっち。咲月とみなとで1回ずつ。
- IFルートで本作に立ち絵ありで登場するサブキャラとはすべてえっちできる3P祭り。
- 眠の母親である円香さんと一対一でえっちできたことがママ好き抜きゲーマーの自分としては何より嬉しすぎる。
- みなとのむっちりしたお尻と強調する体位で、主人公がみなとの下着の臭いをかぐシーン。わざわざ下着のクロッチに汚れを付けるあたりのこだわりがすごい。
- 両方乳首吸い+目が♡
- 乳首ぐりぐり+目が♡
- クリトリスを主人公がしこしこするシーン
- 乳首ひっぱりながらちゅうちゅう吸いつつイキまくて仰け反るシーン
- 中出ししたあとに逆流する精液
むちむちボディのキャラで差分も多く、えっちシーンに10~20分くらいの時間はかけてくれるから、えっちシーンの数は少ないけど心の満足度はかなり高い。かかる時間は前戯>挿入シーンと、前戯を大切にしている。
〇総評
捨てキャラなし、捨て個別ルートなし、音楽よし、えっちシーンはエロい、CGSD絵綺麗、システム快適とエロゲーとしての総合力が高い。シナリオだけで見るとどこかで見たような展開だからアレだけど、特にここがだめといえるほどの不満点はあげられないから、そういう意味ではよくまとまっていると思う。私は抜きゲーマーなので、えっちシーンを中心に考えておまけでシナリオを評価した場合の満足度が★★★★★なだけなので注意。
DMM購入
コメント
全く関係ないのですがラプラシアンの「人類最強性欲の嫁 工口倫子」オススメです。
Nrnr0913nr913さん、コメントありがとうございます。
Twitterで確認しました。かなり塗りがよさそうですね。教えてくださりありがとうございます。