- プレイ時間 3時間
- ジャンル 寝取り・人妻
- エロ度 ★★★★★
- 満足度 ★★★★
- えっち回想 18回
- バックログからのシーンジャンプなし
〇概要
主人公の初恋の相手であり、昔非常に世話になった近所のヤンキー姉ちゃんが駆け落ちして人妻になった後に主人公と再会したけど、あまり幸せそうではないから寝取って幸せにする話。
〇よかったところ
元ヤン妻のキャラクターづくりが良い
元ヤン妻ってこうあるべきだよなぁとしみじみ思うほど、このヒロインは元ヤン妻の魅力が詰まっている。
- 金髪で目つきが悪いため、知らない人からは敬遠されるけど、根はまっずぐで純粋でとても優しい
- 親しい人にはまるで家族のように接してくれる
- 外見が強そうで実際腕っぷしが強いけど、実は押しに弱い
- 遊んでいるかと思いきや、実は一途で浮気しない
- 望まない妊娠だったとしても決して子どもは見捨てず、しっかり覚悟を持って育てる(後先考えずに学生で妊娠してしまうところも含めてヤンキーっぽい)
- 自分の二の舞にさせまいと、子どもに全力で愛情と労力を注ぐ、子ども第一主義なところ
このヒロインの夫は本当に救いようがないレベルの屑である。働かない・頻繁な浮気・家に愛人を連れ込む・借金をつくる・ヒロインの財布から勝手に金を抜き取るなど。なぜこのヒロインは愛想をつかして、さっさと離婚しないのか、私は最初不思議でしょうがなかった。離婚してシンママになり、シンママ向けの制度を利用したほうが金銭的には楽になるのにと。しかし、このヒロインは自分のことよりも、子どもにとって両親がいることのほうが大切と考えているため、離婚をしてこなかったという描写を見て、このヒロインが非常に好きになった。子どもを最優先する、これぞ母親の鑑。
また、しっかり主人公とヒロインの過去描写をして、主人公にとってこのヒロインがどれほど大切な存在なのかを描いているため、感情移入しやすい。そのため、本作では純愛色が非常に強く感じる。
照れる元ヤン妻が可愛い
本作は純愛的寝取りなので、主人公は「ヒロインの嫌がることはしない」というスタンスをとっている。「好き」「愛してる」「可愛い」「綺麗」と褒め殺し&自分の気持ちをダイレクトに伝え、ヒロインに会うたびにキスをし、ヒロインの方から気を許してくれるまで待つという、いたってシンプルな責め方である。
ヒロインは親に勘当されており、なおかつろくでなしの夫なので、まともに愛情を注いでもらったことがなく、愛情への耐性がまったくない。そのため、主人公のまっすぐな愛情をどう受け止めていいのかわからず、ヒロインは頻繁に照れて恥ずかしがる。見た目はヤンキーで身体は熟してるのに中身は少女丸出しというギャップがとても可愛い。
全身で愛情表現
本作ではこれまでのスタジオポーク作品では見られなかった足舐めプレイという非常にマニアックなプレイがある。特に私の性癖というわけでもないのだが、本作においてこの足舐めプレイには意味があるように思える。本作のヒロインが主人公に堕ちる原因は一言でいうと、ヒロインが愛情に飢えていたから、である。すでに書いている通り、小さいころから現在に至るまで、ヒロインはまともな愛情をもらえてた経験がない。だから、あれほど屑な夫でも子どものためにと離婚を我慢できたと考えられる。
主人公によって愛情を注がれ、ヒロインは愛される悦びを初めて知ったため、あっさり肉体関係は解禁される。だが、離婚に踏み切るまでにはかなりの勇気が必要だ。子持ちならなおさら慎重になる。しかも相手は学生であり、高校生の頃に妊娠し高校を中退したヒロインにとっては複雑な想いがあるだろう。そんなヒロインを完全に寝取るためにはどうすればいいのか、主人公の答えがおそらく全身で愛情表現をすることであり、その一部として足舐めプレイがあると私は思う。私は足をなめられるほどあなたのことが好きだと、主人公の想いの強さ(?)を伝えたいのだろう。私の勝手な憶測でしかないが、しっかりプレイの意味が込められているところが良い。
この「全身で愛情表現」には、首舐め・耳舐め・アナル舐めも含まれている。ヒロインの全身を舐めまわすことで、主人公の想いの本気度合を伝えようとする傾向は確実にあると思われる。これだけ全身で求められたらそりゃ堕ちるわ。
夫とのHに対する嫌悪感の描写
夫にまた浮気され、子どもの前では絶対夫婦喧嘩はしないと決めていたのに、子どもの前で夫にキレてしまい、二重に気を落としていたヒロインが主人公と晩酌→酔いつぶれて寂しくなってしまい主人公を無意識に求めたことで肉体関係が始まる、あるあるな展開である。ヒロインは真面目なので、主人公とは今後Hしないとけじめをつけようとするのだが、すでに書いている通り、主人公の好き好きオーラ全開作戦により、ヒロインは主人公に会うたびにキスをされ、愛の言葉を囁かれる。これにより、日々ムラムラが高まっていき、欲求不満になっていくのだが、ケジメ大好きな元ヤン妻は主人公とのHを我慢する。
そんなある日、夫の方からHを求められる場面がある。この時は夫とHするのだが、あまり気持ちよくないという描写になっている。夫とのHに対するヒロインの心情描写が良く出来ており、この先主人公との関係が進んでいくと心情描写が変わる。ちなみに、この夫とのHの後日に、主人公と2回目のHをするのだが、もしこの時の夫とのHで気持ちいいと感じられたら2回目のHはなかっただろう。つまり、夫とのHに対するヒロインの心情描写が、ヒロインが堕ちていく根拠になっている。
本作のヒロインはわりと早い段階で、自分が主人公のことを好きなのだと気づくため、夫とのHは最初以降一切しない(毎回断る描写になっている)。その理由が、主人公に申し訳ない気持ちになるからだという。完全に主人公に堕ちているね。ちょっと堕ちるのが早すぎて物足りない気がするけど、夫がアレではしょうがない。
一晩中や一日中ぶっ通しのHシーンが多め
1つ目は、主人公との2回目のHシーン。主人公とデートに出かけている最中に大雨に見舞われ、近くのラブホテルに避難する。終電を逃してしまったので、そのまま朝まで一晩中Hを続けるというあるあるな展開。すでに書いている通り、このHシーンの前にヒロインは夫とHしており、夫とのHに対して気持ち良くないと思う心理描写があるため、夫とのHとは対照的に主人公とのHを楽しみ気持ちよさそうにしているヒロインの様子のギャップがエロさを引き上げている。ベッドの上に散乱するゴムとシーツの染みが増えることによって、長い時間Hを続けていることが視覚的にわかるところがエロい。
二つ目は、ヒロインたちの寝室でのHシーン。昼間から夕方まで一日ぶっ通しでHが続けられる。このHシーンの前に主人公がヒロインにピアスをプレゼントするのだが、Hシーンではしっかりとプレゼントされたピアスをつけているところが良い。また、これまでとは違ってヒロイン自らゴムを用意していることやHのための布団を自ら準備していることから、主人公とのHに積極的になっている様子が見受けられ、徐々にヒロインが堕ちてきていることが実感できるところが良い。布団の上に散乱するゴムと昼から夕方に変化する窓の景色によって、長い時間Hを続けていることが視覚的にわかるところがエロい。
3回目は、主人公の部屋で裸エプロンでのHシーン。忙しくてしている主人公のためにヒロインが夕食をつくって持ってきてくれる。たぶんこれは建前で、本音は最近忙しくてHできていなかったからHしたいアピールだと考えると可愛い。かなり主人公に堕ちているヒロインは、主人公のお願いをきいて裸エプロンをしてくれる。ヒロインは朝までHする気はなかったが、主人公に強く求められて拒めず、性欲に負けてそのまま一晩中Hを続けてしまうところがエロい。布団の上に散乱するゴムと窓から差し込む光の変化によって、長い時間Hを続けていることが視覚的にわかるところがエロい。
4つ目は、主人公の部屋での対面座位Hシーン。夜な夜なヒロインが主人公の部屋に来て一晩中Hを続ける。これまではどちらかというと、主人公のほうからヒロインにHをしないかと持ち掛けていたのだが、このHシーンではヒロインのほうからHをしないかを持ち掛ける変化が良い。それだけヒロインが主人公に堕ちていることが実感できる。また、このHシーンの最中にヒロインが夫からの電話を無視して「今は主人公のことだけを考えていたい」と言うシーンはとても可愛くエロい。布団の上に散乱するゴムと窓から差し込む光の変化によって、長い時間Hを続けていることが視覚的にわかるところがエロい。
5つ目は、ホテルでのウエディングドレスH(詳しくはのちに書くのでここでは割愛)
娘や夫が近くにいる状態でのHシーン
寝取り寝取られの定番。それぞれ1回ずつしかないけど、間男とHしていることが娘や夫にバレないそうに喘ぎ声を抑えている姿が好き。玄関のドア越しに娘がいる状態でのHシーンでは絶頂したあとに玄関のドア越しに娘と平然と会話するギャップが良い。
また、ヒロインの家でHしている最中にヒロイン夫が帰宅してきたので、急遽押し入れに隠れたところ、押し入れの襖越しに夫がいる状態でのHシーンがおこなわれる。帰宅した夫はヒロインに聞かれているとも知らずに、浮気女と携帯で電話しながらヒロインの財布からお金を抜き取る。そんな夫の屑さを目の当たりにしたヒロインは、このHシーンを境に中出しを解禁するところがまたエロい。そりゃこんな夫のために義理立てして避妊するのがあほらしくなるわな。
夫に電話をかけながら種付け&ウエディングドレスH
ヒロインが完全に主人公に堕ちて、離婚を決心するシーン。ヒロインの誕生日に主人公から結婚指輪(仮)をもらい、プロポーズされる。なんとヒロインはいままで夫からまともな指輪をもらったことがなかったという。出来婚とはいえ、夫の屑さはここでも健在であった。これまで離婚に踏み切ることができずに避妊をしていたヒロインが、主人公に完堕ちしたら一変して「孕ませて」とお願いしてくるところがエロい。
んで、気持ちがようやく通じあったところで、妊娠させることが目的の種付けプレイのような体位でHをするのだが、この時ヒロインの夫から電話がかかってくる。これまでは一応夫にバレないようにふるまっていたヒロインが、わざと夫に喘ぎ声を聞かせるように電話に出てHを続ける。よくあるのは、夫にバレないように喘ぎ声を押し殺すタイプなので、本作は珍しい。同情する余地がまったくない夫なので、電話越しといわず、むしろ夫の目の前でHをして見せつけてもいいんじゃないか?寝取りの爽快感があまりない本作だが、このシーンは非常にスカッとした。
この後、ホテルで一晩中Hが続けられる。新婚気分を味わうために、コスプレ用のウエディングドレスを着てHをする。剛毛バージョンにすると、スケスケの白下着と剛毛とのギャップが楽しめる。また、一晩中Hしたために、顔が蕩けて意識が朦朧とし呂律がうまくまわっていないヒロインに寝バックのような体位で種付けしているところがエロい。結婚指輪が未経験だったヒロインは当然ウエディングドレスも未経験であったため、コスプレ用のウエディングドレスなのにとても幸せそうにしているヒロインが可愛い。
ラストの受精シーン
ヒロインが離婚→主人公と再婚した後に子作りHをして本作は終わるのだが(後日談はちゃんとある)、エンドロールに入る前に特に台詞も文字もなく、複数のCGだけを使って贅沢に受精シーンを描いている。これにより、もはや寝取りどこいったレベルの心地よい余韻が残り、純愛にしか見えない。上手く言えないけど、スタジオポークさんは抑えるべきツボをわかってるなと非常に感心した。
〇よくなかったところ
ヒロインの夫が屑すぎて寝取りの快感がない
すでに書いている通り、本作のヒロインの夫は救いようがないレベルの屑である。私はこれまでそれなりの数のエロゲをプレイしてきたつもりであるが、夫の屑ランキングぶっちぎりの一位と断言できる。むしろよく今までヒロインに捨てられなかったなと感心する。夫が屑すぎると、ヒロインが夫に対して申し訳ないと思う気持ちは当然小さくなって、寝取り寝取られの醍醐味である背徳感が醸し出されない。そして、100%主人公のほうに気持ちが傾いてしまうため、私の好きな托卵エンドに絶対に行かず、離婚エンドしかありえない。本作では選択肢が一切なく離婚エンドしかないので、まさに典型例だろう。離婚エンドしかなかったら、それは人妻との純愛でしかない。
ここで一つ私の意見を書く。本作のヒロイン夫はもはや寝取り寝取られとしての夫の役割をほとんど果たせておらず、むしろ邪魔に感じた。ならばいっそヒロインは夫と離婚炭で、娘と二人暮らしをするシンママ設定にしてはどうだろうか(または夫と死別してシンママ設定)。屑な夫の経験から、男はもうこりごりと懲りて、女を忘れて子ども一筋に生きるシンママが、主人公によって女に思い出し、徐々にメスになっていって最後は主人公と再婚エンド、みたいな展開のほうがエロくなると私は思う(死別設定だったら亡き夫一筋だったヒロインが主人公に堕ちるみたいな展開にする)。
ヒロインの外見的な変化なし
私の性癖の話になるが、ヒロインの下着が変わっていく描写がとても好きである。徐々に間男色に染まっていることが如実にわかるから。夫に内緒でHな下着になっていくなんて最高。しかし、本作のヒロインは主人公に堕ちていっても外見はほとんど何も変わらない。下着は最初から変わらずヒョウ柄なことに対して物足りなく感じた。ついでに水着もヒョウ柄。もうお腹いっぱいだよ・・・
身体と年齢設定が噛み合ってない
28歳設定にしては少し身体が熟しすぎではないか?と違和感を覚えた。個人的にスタジオポーク作品のヒロインの年齢は30代が一番しっくりくる。 私が無知なだけかもしれないが、胸もお尻も28歳とは思えない。まぁこういう体は大好物なんだけど。
〇総評
元ヤン妻ヒロインはとても魅力的なのだが、ヒロインの夫が足を引っ張っている。本作は寝取りよりも純愛に力を入れている印象で、スタジオポーク作品のなかでは「叔母寝取り」が一番近い。寝取りの爽快さはほとんどなく、主人公の好きになった人がたまたま人妻でした、という純愛的寝取り作品である。前作がプライドの高い女上司を屈服させる内容だったから、本作も似たような傾向で、しつけの悪い元ヤン妻を屈服させる内容かと思いきや、まったく真逆の作品である。
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