プレイ時間 | 5時間 |
ジャンル | 人妻・寝取り |
エロ度 | ★★★ |
満足度 | ★★★ |
えっち回想 | 25回 |
バックログからのシーンジャンプ | なし |
概要
ある日小学生の頃からずっと好きだったお好み焼き屋のおばちゃん(主人公の幼馴染の母親)と肉体関係を持ち、そのままお互いにずぶずぶとHにハマっていく。
よかったところ
徐々に変わっていくヒロインの様子
おおまかな話の流れ・Hシーンとともに、ヒロインの様子の変化を書いていく。なお、ここでは浮気継続ルートと托卵ルートの2つのうち、托卵ルートを対象とする。
筆おろし
ヒロインと主人公が2人で晩酌していたときについ勢いでヒロインに長年の想いを告白してしまう。ヒロインは長年主人公の想いに気づけずに主人公を束縛していたことに負い目を感じて、主人公の気持ちにけりをつけさせるため、1回だけ肉体関係をもつことにする。主人公は小学生のころからヒロイ一筋だったため、ずっと童貞でありHスキルは0である。そのため、このHシーンでは主人公だけ絶頂してしまい、ヒロインを絶頂させることはできなかった。ヒロインが年長者らしく余裕があって主人公をリードするシチュエーションである。
夫と電話しながらラブホH
1回だけと言っていたヒロインだったが、どんな心境の変化なのか、主人公がヒロインに飽きるまでHに付き合ってあげると言い出し、肉体関係が継続する。ヒロインの夫・娘がいない隙あらばHをするようになる。まだまだ主人公は経験が浅く、ヒロインにリードされっぱなしの状態が続く。
ある日、ヒロインの夫を病院に連れて行ったときに、診察が終わるまでの空き時間を使ってヒロインと主人公はラブホでHをする。診察が終わった夫からヒロインに電話がかかってくるのだが、ヒロインはHをしながら応答する。夫と話しながら夫以外の男とHするという背徳感の気持ち良さを初めて味わったヒロインは主人公をリードするかつての余裕がなくなり、主人公に初めて絶頂させられる。このHシーン境に、ヒロインが一段階堕ちた気がする。夫と電話というド定番のシチュエーションであるが、やっぱりエロいので人妻エロゲなら絶対入れてほしいよね。
旅館でH
ヒロインは毎年夏になると海の家で2日間お好み焼き屋をやることになっている。ヒロインの夫がぎっくり腰になってしまったので、今年だけはヒロインと主人公の2人で行くことになる。昼間は海の家で仕事、夜は旅館でHをする。1日目の夜にヒロインがフェラチオをしてくれるのだが、ヒロインは主人公の精液を飲んでくれる。以前ヒロインがフェラチオした時には精液を吐き出していたので、この変化もヒロインの心の変化の表れだろう。精液を飲んだ後に「以前夫の精液を飲もうとしたときには気持ち悪くて吐き出した」と夫に対して優越感をもつことができる嬉しい発言をヒロインがしてくれるところがエロい。
2日目の夜には、朝まで寝バックでHをする。本作で1位2位を争うレベルで好きなシーン。このHシーンになるころには主人公のHスキルはかなり向上しており、ヒロインを一方的に絶頂させることができるようになる。んで、負けん気の強いヒロインは自分が筆おろしした相手に一方的に絶頂させることが面白くないらしく、自分だけ絶頂することにかなり嫌悪感を示す。それで、主人公と一緒に絶頂するために恥ずかしさを我慢して主人公の要求を呑んで「ちんぽ」と卑猥な言葉を言う。最初はヒロインにリードされっぱなしだったのに、ヒロインをイイナリにできるレベルにまで主人公とヒロインの立場が逆転したところがエロい。寝バックという体位が主人公とヒロインの立場を象徴している。
朝まで一晩中犯されたヒロインはぐっちゃぐちゃになった顔と獣のようなアヘ声でのけ反り絶頂+アヘ顔絶頂しているところがエロい。絶頂しすぎて正常な判断ができなくなったヒロインは主人公に中出しを許してしまう。初めて中出しが解禁されたシーンがここであり、中出し解禁はヒロインの心の変化だろう。一晩中H×散乱する使用済みコンドームの組み合わせは安定してエロい。また、ヒロインは当初一晩中Hするつもりはなかったらしく、自分の想像以上である若い精力に圧倒されるおばさんという構図も良い。
娘の制服を着てH
ある日ヒロインが押し入れの掃除をしていたらかつてヒロインの娘が使っていた制服が出てくる。すでに中出しまで許すほどちんこに逆らえなくなっているヒロインは主人公の要求を断れず、娘の制服を着てHすることになる。ヒロインは言葉とは裏腹に乗り気であり、頼んでもいないのに娘が実際に高校生のときに穿いていた下着までつけてくれる。おばさんに若者の服を着せるだけでも十分エロいのに、娘の制服というヒロイン的にさらに恥ずかしいシチュエーションがとても気に入っており、おばさんとのHのツボが理解っているなぁと思う。また、主人公のちんこに逆らえなくなっているヒロインは主人公の命令に従って、主人公によってハメ撮りされているにも関わらずピースサインしながら「主人公に種付けされます」と宣言する。「ちんこ」というだけで恥ずかしがっていたころとは比べものにならないほど、ヒロインが堕ちていることがわかる。
家族の近くでH
ある日主人公はヒロインの誕生日を祝うためにプレゼントする。ヒロイン自身、仕事に忙しくて自分の誕生日を忘れていたこと、主人公とは対照的にヒロイン家族は誰一人ヒロインの誕生日を覚えておらず祝ってくれなかったこと、それにも関わらず家族がヒロインを都合のよい家政婦のように扱ってくることなどに怒りを覚えたため、これまで家族が傍にいる状態では絶対Hをしないと決めていたヒロインが家族の傍でHを求める。これまではヒロインにとって家族≧主人公であり、妻・母・祖母の顔≧女の顔であり、主人公に確実に堕ちてきてはいるものの、家族の優先順位を下げるほどではなかった。しかしこのHシーンではヒロインが一時的ではあるが、妻でも母でも祖母でもなく女を選択しているところが印象に強く残る。記念日はいくつになっても忘れちゃいけないね。
主人公の子どもを孕む覚悟をする
ヒロインは誕生日当日に家族に祝ってもらえなかったが、後日家族全員でヒロインの誕生日を祝ってもらえる。そこで再度「やっぱり家族を失いたくない」を強く心に決める。よくあるエロゲだとこのままヒロインが家族に愛想をつかしてどんどん堕ちていくのだが、本作の面白いところはヒロインにとって家族もやっぱり大切だと再度認識するシーンがあることである。でも主人公も失いたくないというヒロインの強欲っぷりによって、ヒロインは托卵することを決心する。ヒロインは孫までいるほどの年齢であるため、性欲に負けて20年近く一緒にいた家族をあっさり捨てる展開は説得力に欠ける。そうなると、家族も主人公もどっちも取るという選択肢が最も現実的だと思う。
孕ませH
もういつ妊娠しても良い状況になったため、主人公はヤル気満々でヒロインに種付けする。このHシーンの良いところは、主人公がヒロインに耳元で「孕め、多恵子」と命令口調×呼び捨てにするところである。本作の最初の筆おろしシーンでなすすべもなくヒロインにリードされていた主人公からは想像もできないほど男らしくなっており、逆に一方的に絶頂させられることを嫌がっていた負けず嫌いなヒロインが大人しく種付けを受け入れおり、本作最初における2人の関係性が変化したことを感じられてエロい。昔から知っていて世話になっているおばさんを呼び捨てにして命令する、これほど征服欲を満たせるシチュエーションはそうそうない。
妊娠H
ヒロインが主人公に妊娠の知らせをする。托卵するためにヒロインの夫と既成事実を作ったことも知らされる。まったくHに興味なかったヒロインが、主人公の子どもを産むために夫をだますようになるんだから変わりようがすごい(しかも夫とHしたくないから、夫を酔いつぶして裸にして一緒に添い寝することで、夫にHしたと誤解させただけらしく、さらに悪女感が強い)。妊娠したことも夫よりも主人公に早く知らせるという、間男としては嬉しい行動をしてくれるところがポイント高い。
主人公の行動力
ヒロインは毎年夏になると海の家で期間限定でお好み焼き屋をやることになっている。ヒロインの夫がぎっくり腰になってしまったので、今年だけはヒロインと主人公の2人で行くことになる。仕事とはいえ実質2人きりの旅行に心躍らせる主人公はヒロインに水着を持っていくように頼むのだが、ヒロインはそもそも水着を持っていないと答える。
この流れの場合、私の体感だとヒロインと一緒に水着を買いにいくシチュエーションに持っていくエロゲが多い。しかし、本作ではヒロインに内緒で主人公独りでヒロインの水着を買いに行くのだ。ヒロインが営むお好み焼き屋は基本定休日がなくて一緒に水着を買いにく暇がないと推測されるが、ヒロインの水着を見たいがために、恥ずかしさに耐えて独りでデパートの女性用水着コーナーに行って水着を買ってくる主人公の行動力は半端ないなと感心した(おまけにヒロインから水着のサイズを聞いたわけでもないのに、ちゃんとぴったりのサイズを選べる有能)。
よくなかったところ
エロ下着のセンスのなさ
主人公はヒロインの誕生日にエロ下着をプレゼントする展開がある。ヒロインは孫もいるほどであり、母親どころか祖母の立場も担っているため、当然普段の下着は大変地味なものである。すでに女に捨てていて普段地味な下着しか着ない人妻とか友達の母親とかに、女全開のエロ下着を着せてHするシチュエーションが私はとても好きである。しかし、本作のエロ下着はボディストッキングみたいなやつであり、私の予想の斜めをいっていてちょっとひいた。ヒロインは「いい歳こいてこんな下着を着るなんて恥ずかしい」という旨の発言をしているが、若くてもこんな下着を着る人はそうそういないんじゃないか?(知らんけど)もっと他によくあるエロ下着あったやろ。本作のヒロインはどちらかというと男勝りだから、エロ下着というよりはもっとフリフリの可愛い下着を着せて自分の年齢と普段絶対着ない可愛い服とのギャップに悶えるヒロインの姿のほうがよりエロいと思う。
エロ下着は微妙だけど、このHシーンの内容はけっこう良い。背面駅弁と鏡によって、結合部がどうなっているのか、Hしているときにヒロインはどんな蕩け顔アヘ顔をしているのかをヒロインに見せつけることで、ヒロインがどれだけ取り繕ってもちんこを欲していることを心に深く刻みつけて、ヒロインを堕とそうとしている。ヒロインは恥ずかしがってこのエロ下着を今後着たくないと言うのだが、主人公に何度も絶頂させられて今後もエロ下着を着るように強制的に約束させられる。昔からよく知っている幼馴染の母親にちんこを使って言うことを聞かせるシチュエーションがくそエロい。本編には書いてないけど、主人公は幼いころにたぶんヒロインから「○○しちゃだめ」とか躾けを受けたこともあるんだろうな。今度は主人公がヒロインを躾けるというわけか。
ヒロインに外面的な変化がない
よかったところで挙げたとおりヒロインの内面的な変化はあるのだが、外面的な変化はほとんどない(少なくとも主人公目線では)。鉄板なところだと化粧・髪型・普段の服装・下着等であるが、本作のヒロインは終始本当に何も変わらない。内面とリンクして外面が変わってくると堕ちる過程が目に見えてわかって面白いので残念である。現実には外面が変わってしまうと周囲の人間に怪しまれてしまうから、より長く浮気関係を続けたいのならば外面は変えないほうが普通なのかもしれないが。
最初からヒロイン目線の方が良いのでは?
人妻モノの見所はやはり葛藤につきる。しかし、本作ではおおよそ主人公目線で話が展開されるため、ヒロインの葛藤する様子をあまり見ることができない。一応、えっち回想においてヒロイン目線でHシーンを見返すことができるので、Hシーンのときにヒロインが心の中で何を考えていたのか、口で言っていた台詞と同じことを心の中でも思っていたのか、それとも違うことを想っていたのかを見ることができる。しかし、主人公目線で本編を一通りプレイしたあとに一度見たHシーンをわざわざ見返す手間はかなり大きい。主人公目線との重複もかなりある。主人公目線だとあまりエロく感じないシーンが多かったと私は思うので、最初からヒロイン目線でプレイしたかった。
総評
キャラクターは良いけど、全体的にHシーンが弱いように感じた(絵柄のせい?)。どちらのエンディングでもヒロインは家族を捨てずに主人公も欲しいという強欲な選択をしていた結果だったので、どちらかのエンディングではヒロインが吹っ切れて家族を捨ててもよかったかもしれない。
DMM購入
DLsite購入